姫路名物「えきそば」姫路編最終回

　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑天ぷらえきそば（￥350）


岡山向けの新幹線が出発するには未だ40分程時間が有ります。
二日前にJR姫路駅の新幹線出口まで迎えに来てくれたW田氏が、わざわざ
在来線ホームまで上がり『此処ですからね』と教えて貰った「えきそば」を食
べずに帰る訳にはいきません。



昭和24年（1949）誕生の「えきそば」は創業明治21年のまねき食品（株）が
試行錯誤のうえ開発した中華麺に和風ダシが斬新な「立ち食いそば」である。
因みに経木で作った折詰弁当（幕ノ内弁当）の販売は、まねき食品（株）が日
本初と言われている（明治22年のこと）











当日の備忘録を見てみると、このように書いてある。


【かんすいの使用は少なめのようだ、立ち食いテーブルの上には
コショーも七味も置いて無い、塩分多めの出汁がビミューに旨い、
吉牛と同じ黒い使い回しの木箸は使い易い】


通常のラー麺よりやや太目の麺はストレートで張りがあり、喉越し良くスル
スルと短時間で頂けた。姫路グルメ旅のエンディングを飾るに相応しく旅の
思い出として記憶に残る味でした。












※平成21年4月より阪神百貨店（梅田本店）地下一階のスナックパークでも
食べられるようになりました。











◎スペシャル・サンクス！　MR.W田

例えば今回の取材、何時ものように一人でしたらこの記事の半分以下しか
取材出来なかったように思います。全く貴殿のご協力並びにお心遣い無し
には得ることの無かった経験だと、心より感謝申し上げます。


『お接待を、期待してはいけないんだ』という貴殿の言葉（遍路の心がけ
だと思いますが）も心に染み入りました。


高知にて再会の折には、またゆっくり呑めるようスケジュールを組んで
下さるよう、宜しくお願い致します。　タカシ。