小豆島フェリー（高松港09:55～土庄港10:55） ※画像右は女木島と男木島
小豆（あずき）と言っても瀬戸内海の島々の中では淡路島に次いで二番目に
大きい「小豆島」へ初めて行って参りました。が、観光コースであるところの
オリーブ園にも、寒霞渓にも、映画村へも行かず、ひたすら瀬戸内国際芸術祭の
作品を探す道中となりました。
食事関係では、旅館の夕食朝食を含め結果的に一番美味かったのは、土庄港で
オリーブラインのフェリーを降りて、コインロッカーを探し、オリーブバスの出発
時刻が10分後と迫るなか、慌てて啜ったこの
「かき揚げうどん」だったというオチであります。
掻き揚げうどん（￥400）岡山豊島行フェリーキップ売り場併設食堂
小豆島縁起絵巻（坂手港）（絵師：岡村美紀）ヤノベケンジ
Star-Anger（ヤノベケンジ）
雲間から時折差す太陽の光を集めるかのように鈍く光る球体の表面は
ダイキャストメッキの輝きに似て被写体として見ていて飽きません。
秒針と同程度の速さで全体が回転するので、夜間のライトアップで下方
からの光が反射し、コンクリートの地表に動く影を造るミラーボール効果
を次回は是非、写してみたいものです。
Contax ST＋Distagon T* 28mm/F2.8 MMJ (Fuji Provia400X)
Anger from the Bottom(ビートたけし＋ヤノベケンジ）
「毎正時に動き出し水を吐く」という古い情報を信じて20分程前から
女子三人組と待ち構えておりましたが13:00を過ぎてもいっこうに動く気配
はありません。井戸の中を覗き込んでみると水が流れた痕跡も無く
壊れたのかなと思いながら、丁度やってきた観光タクシーの引率ドライバー
に『水、出ないですね』と聞いてみると『芸術祭の期間中だけです』とのこと。
折角、看板立てるんだったら一言書いといてくれたら、時間を無駄に
しなくて済んだのにね。
醤油ソフトクリーム￥250（マルキン醤油記念館前物産館）
（二日目）
オリーブのリーゼント（清水久和）
初日に見残していた、この作品を探して再度オリーブバスに揺られて馬木
地区にやって参りました。
遠回りをしてバス停から徒歩約15分、やっと探し当てたオリーブ畑では
脚立を立てて、作品を磨いている石井岩男氏と遭遇。親切な石井氏には
作品のことやオリーブのこと、AKB48の「ぱるる」が来た際のこと等、詳しく
説明して頂けました。
小豆島に来たら「此でしょ」ということで期待しておりましたが、特に専門店が
ある訳でも無く、何処でも頂けそうなのですが、旅館でも鍋焼き風のうどんが
出た位で、頂き損ねそうだったので、帰りの高速船出航前に港の土産売り場に
ある食堂で頂くことに。元気なおばあちゃん達の作る「そうめん」はこれで400円。
失礼ながら余り高級なダシを使っているとは、思えませんでした。
これじゃあ、小豆島そうめんというより、大年増そうめん（コラ！）といった方が……
土庄港高松行き高速船岸壁より北東を望む
