オリンパスPEN-F(デジイチ)とキャノンG7XMarkⅡ(コンデジ)
PEN-FはマイクロフォーサーズC-MOS搭載、G7Xは1インチC-MOS搭載のカメラだ。
G7Xの1インチC-MOSと云ってもPEN-FのマイクロフォーサーズC-MOSよりはるかに小さいが、一般的コンデジから比べるとだいぶん大きい撮像素子だ。
撮像素子は大きい程、解像度、先鋭度が増し、階調豊かな描写が得られる。
そこでこの2機種で同じ花を撮影して見た。
条件は多少違うが似たような条件で撮った。
オリンパスPEN-F 50ミリマクロ 絞りF2,8 解放
PEN-Fのマクロレンズはレンズ開放がF2,8なので全て開放で撮る。
花の中心部はシャープでボケ方も素直だ。
キャノンG7XMarkⅡ 28ミリマクロ 絞り2,8
二枚とも同じようなアングルだがG7Xの方が28ミリワイドの関係上、被写体が小さく写っている。
バラの先鋭度はPEN-Fよりわずかに甘いようだ。
バックのボケ具合は殆ど変わりない。
PEN-F 50ミリマクロ 絞りF2,8 G7X 28ミリマクロ 絞りF2,8
左の写真は、蕾をアップで捉える。
右の写真はやや引いた感じの写真。
両方ともに蕾にピントを合わせる。
フレーミングが違うのであまり比較にはならないが、どちらも蕾がシャープに描写されたいる。
バックのボケも綺麗だ。
手前の葉の描写も似たようなものだ。
PEN-F 50ミリマクロ 絞りF2,8
G7X 28ミリマクロ 絞りF2,8
この二枚の写真もフレーミングが違うが、G7Xの方がやや引いているのと28ミリと云う事で被写体がやや小さく写っている。
両者ともに描写力は良好。
ボケ方が美しい。
G7Xの前ボケも綺麗にボケている。
両者ともにボケは円型で柔らかい。
レンズによっては絞りの形が6角だったり5角だったりでボケが汚いレンズもある。
完全な比較にはなっていないが、キャノンG7XMarkⅡが素晴らしい描写力を持っていることが分かる。
マクロでの比較しかないが、マクロ以外でも実際に写した結果、キャノンG7XMarkⅡの性能はデジイチに匹敵するほどの高い描写をしてくれることが分かった。