パチンコ店・ベガス
先日、散歩の途中府中街道沿いのパチンコ店VEGASに寄って見た。
パチンコは戦後流行った娯楽の最たるものだった。
出玉はオール10とかオール5と云う機械で穴に入ると玉は10個とか5個しか出なかった。
台の右下にあるばね仕掛けの取っ手?を指で弾き、球を一個ずつ弾いて穴に入れると云った機械だった。
弾き具合によって玉の入り方が微妙に異なり、それなりに技術?が必要だった。
その頃は夢中になったものだが、球をはじくのが自分の指で弾くものではなくなった時点ですっかりやめてしまった。
以来パチンコ店を覗いたこともなかった。
散歩のついでに今のパチンコ屋はどうなっているのか見てみたくなり立ち寄った。
パチンコ店は二階にあった。
入って驚いた、音楽と共に絢爛豪華と云った飾り付けと照明の豪華さだ。
昔のパチンコ店の面影は何処にもない。
今まで見たこともないような世界に暫く呆然と見とれてしまった。
パチンコ台の並ぶフロアーは広々とした空間が広がり、その両側にパチンコ台が並ぶ。
その広さににも驚かされた。
パチンコ台は今まで見た事のない豪華な感じで、これがパチンコ?スロットルマシン?どちらとも判断が付かない台だ。
一寸遊ぶのに3~5万円必要だとよく聞く。
それも下手をすれば、一時間と持たないこともあるとか。
パチプロなる人が現れ、これを生活の糧にしている人もいるとか。
確かにこの雰囲気に魅了される人もいるのだろう。
こんな世界に入り浸り、パチンコ依存症になる人も数多くいるらしい。
国の方針として観光客誘致の目玉としてカジノの建設を認める法案が成立したが、カジノ依存症の人が増えなければ良いがと思うのは老骨だけだろうか。