75~300ミリズームレンズ試写
オリンパスM・ZUIKO 75~300ミリズームレンズの試写をしたいと思うが、600ミリ望遠を使う風景は身近な所では見当たらない。
従って身近なものを600ミリだけに限って試写をする事にする。
ミニチュアの動物。
大きさ3~4センチの物を600ミリ最短距離で写して見た。
狙った被写体に確りとピントが合い、前後が大きくぼけている。
解像力もレンズ開放絞としてはまずまずだ。
庭の咲き残ったバラを写して見る。距離は約6メー位、花の直径は約5センチ、600ミリで写して見る。解像力はなかなか良い。安物レンズとしては、上々の部類だ。
デジタルズームを使って2倍の1200ミリで写す。
600ミリの写真と殆ど変わり無い。
これは使えそうだ。
野外で何か撮りたいと雨の止み間に姿見の池に行く。
水鳥やカワセミなどいたらと思ったが、この季節何時もいる野鳥たちの姿は全く見られなかった。
カメが一匹いた。
距離約5m、600ミリ、絞りF8で写す。
先にも述べたが解像力は思ったより良く、安物レンズとしては上々だ。
同じ所のカメをデジタルズーム1200ミリで写す。
これも思ったより解像力は良く、実用的に使えそうだ。
撮影条件は上の写真の2枚と同じ。
トンボがいた。
600ミリ・F8、距離約4メートル、これ以上は接近できなかった。
トンボの体が見事にシャープに写っていた。
同じトンボをデジタルズームで1200ミリ撮影。
トンボを確りと描写している。
ズイコープロレンズの必要はないかのように思えた。
距離5メートル位。
600ミリ撮影。
掲載写真はすべて手持ち撮影。
ブレなく確りと写っている。
使勝手は抜群だ。
いずれの写真も小さく、本当の解像力の良さは分かり難いが、老骨としてはこれで十分だ。
小型軽量のオリンパスカメラ。
このマイクロフォーサーズカメラはオリンパスの他にパナソニックカメラがある。
パナソニックはレンズは定評のあるライカレンズを使用している。
こんなに素晴らしいカメラなのにカメラ雑誌等では取り上げられる事が少なく、情報量が少ないのが残念だ。
APS-Cや35ミリフルサイズのカメラが常道で、マイクロフォーサーズは異端視されているような気がする。
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