水滴の色々
梅雨時の雨にぬれた植物の葉に水滴が付く。水滴はそれが付いている場所によってさまざまな顔を見せてくれる。
水滴が付いた場所によっては周りの風景が水滴に写りこみ、不思議な世界を見せてくれる。この水滴は葉の間から空が見え、雲らしものが見える。
この水滴は左半分は空が見える風景。右半分は周囲の葉らしきものが見える。
何か宝石を見るような美しさがある。
撮影は実に難しい。今回写した水滴の大きさは、直径3~5ミリ位のものが多い。マクロレンズの等倍ではとても小さくて写真にならない。少なくても5倍くらいの大きさに写らなければ写真にならない。少ない手持ちの機材からマクロレンズに中間リングを取り付け倍率を上げている。撮影に当たっては水滴とレンズとの距離は2~3センチ、三脚を使いたくても周囲の葉が邪魔をして難しい。周囲の葉に少しでも触れると水滴が落ちてしまう。従って手持ち撮影となるが、今度は中間リング使用のため、焦点深度が極端に浅くなる事、被写界深度を出来るだけ深くするため、絞りを出来るだけ小さくする事により露出時間が長くなる事。手持ちではカメラブレが起きる。従ってISO感度を上げる。すると画面が荒れると云った諸条件を克服しなければならない。
それでも今回の撮影では思ったような写真が出来なかった。
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