写真の加工
デジタルカメラの時代になってもっとも簡単になったことの一つに写真表現の多様性がある。
銀塩時代には撮影後の作業はすべて暗室の中で行われていた。
特殊表現としては素粒子化とかソラリゼーション,ハイキー、ローキー仕上げ、複数映像の合成位しか出来なかった。
現在ではこれらの表現はすべて明室で行う事が出来る。
又、カメラ自体にも色々なエフェクトとかフィルターを掛けたり、複数映像の合成が出来たりと、カメラ自体にも様々な映像加工が出来る装置が付くようになった。
折角搭載されたこれらの機能を活用しない手はないと思う。
又、写真編集ソフトの関しては多岐にわたる表現方法が搭載されている。
中には写真と云う概念から全く違う表現方法もある。
最近これらの機能を使う事の面白さにはまりつつある。
一輪挿しに挿されたアイリス。
撮影時にハイキーに仕上げるため、カメラ内のハイキー撮影機能にセット、尚且つ、明るい窓のカーテンをバックに、露出をプラス側にセットして撮影。
撮影原画を写真編集ソフトでバックが真っ白になるまで加工。
その上全体の彩度を上げて花の色合いを実物より濃い色彩にした。
色彩豊かなどちらかと云えば絵画調に仕上げてみた。
この写真は、大抵のカメラに搭載されているトイフォトにセットして撮影したもの。
中心部をシャープに、周辺部を暗く落とすような仕上げになる。
写された被写体を強調する意味合いもあり、一種の額装的効果もある。
写真はソフトフォーカス撮影。
私の愛用するカメラオリンパスペンFには、ファンタジックフォーカスというアートフィルターが搭載されている。
このフィルターにセットして撮影すればソフトな写真表現が出来る。
現在では、コンデジにもデジイチにも色々なアートフィルターが搭載されている。
時には変わった雰囲気の写真を楽しむのも一興ではないだろうか。
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