テントウムシの羽化2
羽化したテントウムシはしばらく彼方此方と動きまわり、再び抜け殻近くに止まり動かなくなった。
動かなくなってから数分後に尻の部分から何かがせり出して来た。
羽の様な物だ。
長く伸び切ると、再び羽は体の中に格納され始める。
これで羽が完成したようだ。
羽の格納が終わると再び歩き始める。
歩くうちに体色がオレンジ色一色から次第に黒みがかって来る。
黒みがかった体にオレンジ色の斑点が現れ始める。
次第に体は黒く、オレンジ色の斑点が鮮明になり、完全な成虫になった。
完全成虫になったテントウムシは花の上に置いてやった。
卵から成虫になるまで約20日、成虫になってから約一か月の生存期間しかない儚い命だそうだが、せいいっぱい生きてほしいと思う。
テントウムシの小さな体内に遠い昔から生成された
DNAを垣間見たような気がします。
ありがとうございました。
貴重な写真ですね。素晴らしいです。
教材としても価値のある写真です。
産まれてすぐに赤色と黒の点々が出るわけじゃなかったことにビックリです。
この記事の連載、理科の教科書になればいいのにって思います。
写真が美しすぎる!!!
おはようございます。
私も初めてテントウムシの半生を撮影する事が出来ました。
蝉、アゲハ蝶の羽化を撮影したことがありますが、いずれも生命の神秘と言ったものを深く感じたものです。
ご訪問有難うございます。
私もこの色の変化には驚きました。
羽化したては、全く別の種類のテントウムシかと思ったくらいです。
生命とは不思議な物ですね。
ご訪問有難うございます。
子供達にはぜひ見てもらいたいですね。
静止画だけでなく、動画でも撮影して置けばよかったと反省しています。
動画であればより一層この生命の仕組みがよりはっきりと表現出来たと思っています。