1970年頃東京寸景
足の故障で外出不能になり、再び古いアルバムを紐解く事にする。
何分にも古い話、記憶もあいまいになっている。
1970年12月発売の宝くじ。
一等1000万円。
当時としては最高額の宝くじだった。
このくじを買う人達が勧銀ビルを一回りして並んでいる。
早く買えば一等当選の確率が高いとは限らないとは思うが、この状況は現在も変わらないようだ。
神社のお祭りの時には良く見掛けたパチンコ。
この当時はギャンブル性は殆ど無く、子供たちの遊具の一つだった。
当時のパチンコは数個あるのポケットの一つに球が入ると3~5個の玉が出ると云う物だった。
それが進化して機械の頂点にあるポケットに入るとオール10とかオール20などと云った球が出るようになってからギャンブル性が高まり、子供の遊具から大人の遊具に変わってまった。
お祭りの時など、人相、手相を見る易者が出ていた。
当たるも八卦、当たらぬも八卦と云われていたが女性たちには結構人気があった。
夏の小学生の下校風景。
何処かの私立の小学校の生徒だろうか。
半ズボンに開襟シャツ、帽子には白いカバーが掛けられている。
老骨の小学校の時代にも夏の学帽には白いカバーをかけたものだ。
現在の小学校では私立校以外は服装は自由、帽子も自由、無帽もOK,帽子は野球帽が一般的に多いようだのようだ。
バスの車掌さんがいなくなったのは何時頃からだろうか、記憶にないが戦後間もなくのことだったのだろう。
1970年代にはワンマンバスが当たり前になっている。
出来るだけ思い出すようにしていますが、50年前になると記憶もあいまいになっています。