入園
入園して入り口方向を見ると欅の大木の紅葉が見事だった。
その大きさと美しさに圧倒される思いだった。
その反対側には、裸婦像があり、その横には「どうだんつつじ」の赤と欅の黄色い紅葉が見られ、そのコントラストが美しい。
入り口近くの池の周囲にも紅葉した樹木が有るが、この辺りは時期的にやや遅い感じで、紅葉は終わりに近かった。
池に反映する紅葉の色は淡く精彩が無かった。
私の足音を聞きつけたのか鯉の群れが寄ってきた。
池からバラ園の方に少し歩くと、小さな池に出る。
その池の端にはススキの白い穂がかすかに揺れていた。
池の端には東屋があり、ベンチが置かれている。
紅葉の撮影に来た人だろうか、独り静かに池を眺めていた。
これからの撮影の構想を練っているのだろうか。
この辺りからどの方向行くか、バラ園に出るか、あるいは池から流れ出るせせらぎに沿って歩くかの選択を迫られる。
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