へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

理論は正しいのか?

2007年03月30日 03時27分08秒 | Weblog
世の中には様々な理論が渦巻いている。
理論だけを聞いていると、どれも正しいように思えるのだが。
しかし実際には、理論通りに行かないことが多い。
何故であろうか?。
答えは簡単。
理論とは、目の前、あるいは過去に起きた事を、証明(説明)するための手段に過ぎないのです。
時には正当化する為に使われる事もあります。
将来起きる事は、想定に無いのです。
将来起きる事は、想定外なのです。
新製品を研究開発する現場では、様々な実験が行われていますが、これなども、理論が正しいと言う保証が無いからです。
理論上は、「こうなるはず」と思っても、結果は予想外、正反対と言う事も珍しい事ではないのです。
実験に失敗した結果、ノーベル化学賞を貰った人もいるのです。
「実験に失敗」、と書きましたが、これはあくまでも、準備された理論に対してと言う事で、正確には、「理論が間違っていた」と言う事です。
よく、「科学が発達した」と言う人がいますが、本当でしょうか?。
研究開発に携わる人ほど「まだまだ」と言うはずです。
素人目には発達したように見えるかもしれないのですが、朝鮮人参のどの成分が体に良いのか?。
ローヤルゼリーによって、女王蜂が、何故巨大化して長生きできるのか、・・・・。
解らない事だらけです。
「あるある大辞典」に端を発した、データ捏造事件。
騙された人も多いと思いますが。
これとても、視聴者が物事を正しく判断する力を持っていれば、起きなかったのでは?。
民放の場合、特に気を付けなければいけないことがあります。
NHKでも無いわけではないのですが。
民放の場合、まず始めに、視聴率、が問題になります。
見てくれる人が少なくては、スポンサーが付きません。
スポンサーが付かない番組など作っていては、経営は成り立ちません。
「スポンサーが付く番組」=「視聴者が喜んで見る番組」と言う事になります。
「視聴者が喜んで見る番組」=「内容は??」と見るべきです。
私が民放を見る場合(あまり見ないのですが)、あくまでも「娯楽番組」として見ています。
しかし、全く役に立たないわけではありません。
役に立つ物もあるのですが、何せ「玉石混淆」状態ですから、「玉」と「石」を見解る能力が無ければなりません。
これはテレビ放送に限った事ではありません。
DM,折り込み広告、店頭のポスター、・・・。
油断も隙もあったものでは無いのですが、今に始まった事では有りません。
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