オカヤドカリのサイトを見ていると、殆どのサイトで「脱皮事故」と言う言葉が出てくる。
「脱皮事故」とは、「一種の共食い」と言うことなのだろうが、私のところでは「かなりの過密飼育」で、なをかつ「殆ど放任状態」で隔離などせずに飼育しているのだが、毎月1匹か2匹は脱皮しているにも拘らず「脱皮事故」は起きていない。
同じ事がブルーザリガニでも言えるのである。
現在60cmの水槽に、オスの大きな個体1匹と、去年の秋に生まれた4cm~7cmの子供20匹余りがいる(オカヤドカリ以上の過密状態)のだが、一向に共食いをする様子がない。
立体的に住み分けられるようにはしてあるのだが、オカヤドカリと違って一年で一気に成長してしまう為、頻繁に脱皮をしているにも拘らず、「脱皮事故」は起きていない。
ある程度大きくなると、鋏が片方無い個体は出てくるが、共食いは不思議に起きないのである。
脱皮直後の身体は非常に柔らかいので、襲われたらひとたまりも無いはずなのだが、何故か数は少しも減らない。
普段見ていても、喧嘩をする事さえ無く、二匹が鉢合わせすれば、「どちらかが驚いて逃げる」と言う状態で、「襲う」などと言う事は見た事も無いのだが、これは仲間内だけの事で、他の小動物や金魚などに対しては、正反対の動きをします。
外見からすると、「獰猛で肉食」と言うイメージで見られがちであるが、意外にも水草や藻類も好んで食べる「雑食性」だと言うことがわかりました。
これらのことを総合的に考えると、「脱皮事故」は「過干渉によるストレスが原因」のように思えてならない。
「月に1回か2回砂を洗う」と言う飼育法に問題があるのではないだろうか?(私の場合は原則的には年二回です)。
脱皮で砂に潜る場合、「2ヶ月以上も潜る事がある」と言うことを考えれば、頻繁に砂の交換をされては「落ち着いて脱皮も出来ない」と言う事になるだろう。
「脱皮が始まって危険だから隔離する」などと言う事はストレスを与えるだけではないだろうか?。
これでは「可愛がっている」と言うより、「虐待している」というほうが正しいのでは?・・・・。
一度広まってしまったことを改めるのは非常に困難ではあるが・・・・。
2008.02.15.
訂正です
共食いは起きないと書いていたが、現実には起きていました。
が、ネットで騒ぐほどの頻度ではなく、餌が十分であればその頻度は低くなリます。
また、宿替え用の貝殻が無い場合も起きやすいように思うが。
餌に関してもさまざまなことが言われているが、今は殆んど「ホテイアオイの葉」だけを与えているが、腐りかけている古い葉のほうが好みのようです。
かつてはエケベリアの葉を与えたこともあるが、枯れて干乾びた葉の方がよく食べるようです。
2015.10.10.
追記をしておきます。
2年前に訂正をしたときは@がいなかったが、今年また6匹も買ってしまいました。
なので、今は6匹飼育中です。
買った時のサイズは「M」だったが、今は「Lサイズ」になった@もいます。
相変わらずそれほど大きくもない飼育容器での「多頭飼育」ではあるが、何度も脱皮をしているにもかかわらず、共喰い事故は起きていません。
で、かつてはあれこれと試行錯誤の連続であったが、今はほとんど「ほったらかし」に近い感じになっています。
特別「塩水」などは作らず、エサも「ホテイアオイ」だけです。
たまに塩を一つまみ程容器の中にばらまいているだけだが・・・・。
買ってから3か月余り経つが、特に問題は起きていない感じです。
ここにきて気温が低くなったので食いが落ちてはいるが、気温が高い時期はホテイアオイをモリモリと食べていた。
以前は古い葉を選んで入れていたが、今は一株そっくり入れています。
根は好まないようなので、根だけは取っているが。
参考までに。
あれこれといじるとそれがストレスとなり、その結果「共食い」が起きるのかも。
後、新しい@を入れるとしばらくは落ち着きがなくなるが、放っておくと鎮静化します。
人間社会だって、新しい仲間が入るとしばらくは落ち着かないのと同じなのだろう。
そこでは当然、喧嘩が起きることだってある。
飼育する側からすれば、@の動く姿を見たいだろうが、それは@にとっては迷惑な話なのです。
人間だって、周りからじろじろと見られたらいやだからね。
「脱皮事故」とは、「一種の共食い」と言うことなのだろうが、私のところでは「かなりの過密飼育」で、なをかつ「殆ど放任状態」で隔離などせずに飼育しているのだが、毎月1匹か2匹は脱皮しているにも拘らず「脱皮事故」は起きていない。
同じ事がブルーザリガニでも言えるのである。
現在60cmの水槽に、オスの大きな個体1匹と、去年の秋に生まれた4cm~7cmの子供20匹余りがいる(オカヤドカリ以上の過密状態)のだが、一向に共食いをする様子がない。
立体的に住み分けられるようにはしてあるのだが、オカヤドカリと違って一年で一気に成長してしまう為、頻繁に脱皮をしているにも拘らず、「脱皮事故」は起きていない。
ある程度大きくなると、鋏が片方無い個体は出てくるが、共食いは不思議に起きないのである。
脱皮直後の身体は非常に柔らかいので、襲われたらひとたまりも無いはずなのだが、何故か数は少しも減らない。
普段見ていても、喧嘩をする事さえ無く、二匹が鉢合わせすれば、「どちらかが驚いて逃げる」と言う状態で、「襲う」などと言う事は見た事も無いのだが、これは仲間内だけの事で、他の小動物や金魚などに対しては、正反対の動きをします。
外見からすると、「獰猛で肉食」と言うイメージで見られがちであるが、意外にも水草や藻類も好んで食べる「雑食性」だと言うことがわかりました。
これらのことを総合的に考えると、「脱皮事故」は「過干渉によるストレスが原因」のように思えてならない。
「月に1回か2回砂を洗う」と言う飼育法に問題があるのではないだろうか?(私の場合は原則的には年二回です)。
脱皮で砂に潜る場合、「2ヶ月以上も潜る事がある」と言うことを考えれば、頻繁に砂の交換をされては「落ち着いて脱皮も出来ない」と言う事になるだろう。
「脱皮が始まって危険だから隔離する」などと言う事はストレスを与えるだけではないだろうか?。
これでは「可愛がっている」と言うより、「虐待している」というほうが正しいのでは?・・・・。
一度広まってしまったことを改めるのは非常に困難ではあるが・・・・。
2008.02.15.
訂正です
共食いは起きないと書いていたが、現実には起きていました。
が、ネットで騒ぐほどの頻度ではなく、餌が十分であればその頻度は低くなリます。
また、宿替え用の貝殻が無い場合も起きやすいように思うが。
餌に関してもさまざまなことが言われているが、今は殆んど「ホテイアオイの葉」だけを与えているが、腐りかけている古い葉のほうが好みのようです。
かつてはエケベリアの葉を与えたこともあるが、枯れて干乾びた葉の方がよく食べるようです。
2015.10.10.
追記をしておきます。
2年前に訂正をしたときは@がいなかったが、今年また6匹も買ってしまいました。
なので、今は6匹飼育中です。
買った時のサイズは「M」だったが、今は「Lサイズ」になった@もいます。
相変わらずそれほど大きくもない飼育容器での「多頭飼育」ではあるが、何度も脱皮をしているにもかかわらず、共喰い事故は起きていません。
で、かつてはあれこれと試行錯誤の連続であったが、今はほとんど「ほったらかし」に近い感じになっています。
特別「塩水」などは作らず、エサも「ホテイアオイ」だけです。
たまに塩を一つまみ程容器の中にばらまいているだけだが・・・・。
買ってから3か月余り経つが、特に問題は起きていない感じです。
ここにきて気温が低くなったので食いが落ちてはいるが、気温が高い時期はホテイアオイをモリモリと食べていた。
以前は古い葉を選んで入れていたが、今は一株そっくり入れています。
根は好まないようなので、根だけは取っているが。
参考までに。
あれこれといじるとそれがストレスとなり、その結果「共食い」が起きるのかも。
後、新しい@を入れるとしばらくは落ち着きがなくなるが、放っておくと鎮静化します。
人間社会だって、新しい仲間が入るとしばらくは落ち着かないのと同じなのだろう。
そこでは当然、喧嘩が起きることだってある。
飼育する側からすれば、@の動く姿を見たいだろうが、それは@にとっては迷惑な話なのです。
人間だって、周りからじろじろと見られたらいやだからね。
反論するようで申し訳ないが、これに懲りずにまたコメント(批評)してください。
ヤドカリと、ザリガニやカニの「脱皮事故」の意味合いは違うようです。
ザリガニやカニの脱皮事故の多くは脱皮後の甲殻軟化状態が「共食い」に繋がる事(エサをちゃんとやってればまず起きない)ですが、ヤドカリの場合は「脱皮が無事終わらず息絶える」ことが多いようです。ちなみにまったく違う種類になりますがガブトガニも脱皮できずに死ぬことが多いそうです。
ヤドカリもザリガニも違う種類なのですから、同じ観点に囚われないほうがいいのかもしれません。また、オカヤドカリは全くと言っていいほど共食いしないらしいです。