新大阪駅、新幹線乗り場。
入場券を買って中へ入る。
ここに何があったのか記憶にないが、雑多な飲食店があった部分が整理され、
新しく、「大阪のれんめぐり」という一画ができた。
そのプレオープンへ。
フードコート形式とでもいうのか、各店舗にカウンターがあり座れると同時に、
真中が共用の立ち食いスペースになっていて、ここではどの店のものも
気兼ねなく食べていいようになっている。
入っている店が駅初出店の店ばかり。
串かつの「新世界だるま」、 ねぎ焼きの「十三やまもと」。
大阪うどんの「道頓堀今井」。
炭火焼肉「たむら」は、たむけんとこのお肉が入ったカレー屋さん。
そして、たこ焼きの「道頓堀くくる」。これらの店に声がけを務めたのはくくるさん。
こんな顔も。右は「だるま」のだるま大臣。
ワルい顔やなぁ~~
左の雅やんに似た人はトンガリ頭ではなく、キャップのひさしがそう見えるだけ。為念。
フードコートみたいなものを想像しておらず、
とにかく、串カツのみを食べる気で来ていたので、
もう身体が串かつでないといけません。
昭和4年創業のもっとも古い部類に入る、串カツの老舗。
串カツ120円~
串カツといえば、総称でもあり、牛肉のカツを指す。
串カツ4、海老2、玉ネギ、上へ行って ウズラ、レンコン、チーズちくわ
トプン…とソースをくぐらせる。 熱々の生地にチリチリ…とソースが沁みて行く。
昼間っからビールが大変よく合う。
串カツの個性は、ねりやとよばれる生地とパン粉、それにソースにあり。
ここのカリッと揚がったカツ、ソースも自分にはどストライク!
年柄年中、だるまにうなされる横浜の甥や姪も、これが駅で食えるとなると欣喜雀躍だろう。
お隣は十三の名店、ネギ焼きといえばココの「やまもと」。
店長は山本竜太くん。もちろん創業者一族。
すじネギ焼き850円
わざわざ十三に行かなくても、ここでネギ焼きが食べられるとなると、
水野真紀さん、喜びそうやなぁ~。
生ビールはどこの店も460円。これは協定結んだな。
大阪うどんの本山、「道頓堀今井」。
北海道の天然真昆布と、鹿児島産鰹節でとっただしが、今井の信条。
大阪人、冬の凍える日なんぞには、うどんはいらない、だしだけ吸いたい時がある。
きつねうどん700円
お決まり通り、煮含めた揚げを割り箸で押しながら、だしをず~ぃっと。
ふむふむ、不動なる大いなる大定番。
焼肉たむらはカレーで参戦。 たむけんも出世したもんだなぁ。
これはメンチカツカレー950円
文字の部分は春巻きの皮だそうで。
くくるのたこ焼き。 大たこ入りたこ焼き 480円。 明石焼き530円。
たこやきはそそる。
しかし・・・
この5軒の料理は原則、列車内への持ち込みなどダメなんだとか。なんでやねん。
串カツやたこ焼きの熱々なんか、のぞみ車内に持ち込みたいだろうに。
地下の「たこ昌」のたこ焼きなんか、今までいくらでも持って入ったさ。
まさか構内の飲食他店への遠慮というやつか。おかしな話だ。
サービスとは客の方を向くべきだと思うのだが。
まもなく、グランドオープン。
ぜひ一度、大阪ベタベタの味を、新大阪にいながらにしてどうぞ。
入場券120円さえ払えば、乗車客ぢゃなくとも大丈夫。
でもそいつはあくまで予告編。
次はぜひ本店の方に足を延ばしてもらいたい。
混雑至極、たしかに「持ち出せぬ」とある。
近付きがたし。