アダージョの森にイロハカエデに似ているが葉の大きなカエデがある。オオモミジだ。葉が大きいので、紅葉すると迫力がある。
イロハカエデのように、一色の赤色には紅葉しない。黄葉した中にハッとするような赤色が混じっている。その赤色は樹木全体に広がるという
こともなく、散ってしまう。
時に、黄や赤一色に染まるよりも美しさを感じさせてくれるのがうれしい。
学名: Acer amoenum
カエデ科カエデ属
アダージョの森にイロハカエデに似ているが葉の大きなカエデがある。オオモミジだ。葉が大きいので、紅葉すると迫力がある。
イロハカエデのように、一色の赤色には紅葉しない。黄葉した中にハッとするような赤色が混じっている。その赤色は樹木全体に広がるという
こともなく、散ってしまう。
時に、黄や赤一色に染まるよりも美しさを感じさせてくれるのがうれしい。
学名: Acer amoenum
カエデ科カエデ属
春の山菜といえば、普通はタラの芽と思っていたが、八ヶ岳に来ると、コシアブラというのがあるのを知った。
しかもコシアブラはタラの芽より、はるかに旨いと言われている。嬉しいことにアダージョの森には、昔からコシアブラが沢山生えていて、私たちが来るまでは村の人たちがよく取りに来ていた。
ところがコシアブラは単に春の山菜として重宝なだけ樹木でないことが、わかってきた。秋の黄葉は実に美しいのだ。コシアブラの大きな葉
が、透けるように黄葉する。はっきりした赤や黄色に染まるのではなく、透けるということの美しさを教えられた樹木だ。
コシアブラは、自然においておくと、巨木となるのもいい。
学名:Acanthopanax sciadophylloides
別名:ゴンゼツ
分類:ウコギ科ウコギ属
樹肌が緑色で、黒い縦模様がはいっているのは、ウリカエデとほとんど同じで、見分けがつけにくい。しかも名前も似ているので、どちらがウリカエデでどちらがウリハダカエデなのかもわかりにくい。
最近になってようやく、識別できるようになってきた。ウリハダカエデは葉が大きく、五角形の形をしている。なんといって秋の紅葉が目を見張るほど美しい。黄葉と紅葉が混ざったような複雑な色合いがいい。
夕陽に映えると更にいっそう艶やかに染まる。
学名:Acer rufinerve
分類:カエデ科カエデ属 (落葉高木
樹肌が緑色で縦に黒い模様が入っている様子が、野菜のウリに似ているということから名づけられたウリカエデ。
アダージョの森に生えているカエデ類の中で最も多い種だ。乾燥地によく生えるという。少し小ぶりな葉は浅く3裂する。
多くは黄葉するが、時には柿色になるものもあり、ハッとするほど美しい色合いなる時もある。
アダージョの森を代表するともいえるカエデである。
学名:Acer crataegifolium
別名:メウリカエデ、メウリノキ
分類:カエデ科カエデ属
アダージョの森に自生しているカエデ類の中では、最も鮮やかな赤色に紅葉する。小さい赤い葉が沢山展開していることによって、見た感じ、 より一層、色の深まりを感じさせられる。
イロハカエデの鋭い鋭角とは違った丸みがある。関西の紅葉の名所などではあまり見られない樹木だ。
鳥たちが種を落としてくれて、庭のあちらこちらに成長してきているが、まだまだ個体数が少ない。もっと育ってほしいと願っている。
学名:Acer sieboldianum Miq.
別名:イタヤメイゲツ
分類:カエデ科カエデ属