ゴジラ ファイナル ウオーズ

本日封切りのゴジラ　ファイナル　ウオーズを
有楽町：日劇にて早速観に行ってきました。

客足は７～８割程度、証拠にもなくまたＳ席ど真ん中でじっくり拝見しました。

例によって前評判・前情報は何にも入れずただ映画予告編を観ただけで
今回足を運んだわけですが正直いって素直な感想は


あ～疲れた！疲れ切りました！って感じですかね！？

オープニングはおまえはポケモンか！ってくらいに画面が激しすぎるほど
フラッシュしていたから目が疲れちゃいました。

ストーリー展開的には最初の３０分ぐらい
何なんだこの展開は？って感じでしたが中盤からラストにかけては
なんとか持ちかえしたって感じがします。

結局この映画はストーリー展開を求めちゃいけませんね！
正直監督はじめ製作関係者達が自分たちのやりたい事を
やりたい放題にやったアクション・ＳＦ映画って気がしました。

人間達のアクションシーンはさすが凝っていますわ！
「あずみ」でおなじみの３６０度全方位カメラってやつかな？
あんなギュンギュンカメラを動かして撮影していれば
そりゃ迫力もあるってもんです。

それからスタントアクションも含めこりゃ相当お金も
気合いもかけたな～って気がしますね。
多分松岡やケイン達主役級のクラスでもなるべくスタントマンを
使用せず撮影したという感じがにじみ出ていますね。

また格闘技・プロレスファンとしては
あのドン・フライの演技と存在感はすごくいいわ～って感じです。

日本語の中でひとりだけ英語＆字幕でのシチュエーションは
はっきり言ってよかったです。

一歩身をひく形で船木の配役も良かったし
主役の松岡は体当たりの演技で良かったんっじゃない！？

菊川怜や水野真紀も最初はどうなるもんかと思いましたが
あのポジションを考えるとまあまあよかったと思います。

あの敵役の北村一輝の若造的狂喜乱舞した演技は
あれはあれで適材適所だったかも知れません。
おちゃらけたセリフも多少折り込みながら
よくやっていたなと半ばあきれながらも最後は感心しちゃいましたね。

それにもまして凄かったのが今回の特撮シーンかな！
正直あそこまでゴジラがアクティブにアクションするゴジラ映画は
初めてじゃないかな～？

あんな素早くアクションをこなして躍動感があるゴジラに
お目に掛かるとは思いもしませんでした。だからあんなにケンカが強くて
圧倒的なシーンばかりが際だって久しぶりに怖いゴジラを観ることができた
という印象です。

しかし一番驚いたことはあの轟天号が
ゴジラ映画に出てくるなんて夢にも思いませんでした。

まっ怪獣大集合は大体予想はついていましたがよくもま～あんだけ
世界中の都市を壊しまくるな～と毎度の事ながら感心しちゃいます。

あんだけやれば海外ロケや特撮・ＣＧ撮影も大変だっただろうと思いますよ。
一番凄いのはやはりおなじみの東京ですかね。

毎度東京が戦場になるのは定番ですがあんなに壊滅的状況まで破壊を尽くされた
東京のシーンはもう廃墟というレベルを通り越すぐらいの戦争という感じです。

いつも描かれませんがもし現実だったら東京都民は全て死んじゃっていて
復興なんてできやしないでしょう・・・、特撮だから許される代物ですよ。

しかし映画のラストシーンはお得意のあんなエンディングでいいの？
って感じかな？どこがファイナル　ウォーズなのかな？

他の観客も「なんなんだ～」って声が聞かれましたね。
最初から予想はしていましたが製作側がやる気があればまたすぐ映画は
作れちゃいますね。断言します。

とにかく特撮＆アクションシーンには気合い入っている映画というのは
確かです。音響もどえりゃ大音量で身体の真まで響いてくるサウンドですから
この映画は中途半端なミニシアターで観るより大スクリーンで大音量の聴ける
サラウンドシステムの映画館で観ることをお勧めしますね！

しかしゴジラファンや特撮・ＳＦファンの人達は
今回この映画どう感じたのかな～？すごく興味がありますね。

ともかく圧倒的な画面の迫力と大音響の２時間ですので疲れ切った上に
憔悴しかねない迫力があったというのが私の素直な感想かな？
ゴジラシリーズで怪獣も人間もここまでアクションをさせるかね！って感じ。

途中まで近くにいてうるさく能書きをいっていた子供も後半になったら
もう静かにならざるえない雰囲気でした。

ちいさい子供にとってはこの映画はどう映ったのかな？
さしずめ初めて大音量のコンサートに
子供を連れていった家族の心境かも知れません。

いやいや長くダラダラ書いてしまいましたが
ともかく観たい人は自分の目で確かめてください。

ゴジラ世代の大人の人達にとってはまっ良かったんじゃない？と思いますが
いかがでしょうか・・・・・？

ともかく、あ～疲れちゃいましたね