劇団S.W.A.T! 第35回公演 ~四大海流SF青春暴発芝居~ 「ESP Capriccio」

2007-06-17 21:48:24 | TV・映画・芸能界関係
千秋楽公演観てきました。

笑いだらけのお芝居だけという事しか情報を入れないまま
シアターVアカサカへ。

開場して暫くして入場。私はほぼ中程の芝居を
観やすいポジションの席でした。

さすがS.W.A.T!からチケット買うと
いい位置でお芝居が観れます。

客層は半分以上女性客。これがS.W.A.T!本来の
ファン層なんでしょうね。

17:05影アナの後暗転になり
2001年宇宙の旅?のBGMで始まるこの物語。

千歳月では満月の十六夜月でしたが
今度は土星のようで。

舞台は超能力研究所?を舞台に話しは展開していきます。

千秋楽にして初めて観に来たので
全然話の筋が読めませんが研究員の4名が彗星?を
探しにいったようで隕石落下した話を
面白おかしく芝居していく展開のようです。

立て続けに言葉を、長台詞を畳み掛けていくのが
S.W.A.T!流のコメディなんでしょう。

千歳月で畳み掛ける喋りには慣れていたので
そんな違和感はありませんでしたが
コメディタッチがずっと続く内容には
最初のうち正直戸惑いながら芝居を追っていきました。

まあそれでも貞広さんや富士原さん、瀧下さんは
前の舞台で知っていたので多少安心感持ちつつ
観ていましたね。

このお芝居の役名って本名でやってるんだと思いつつ
最初に笑ったツボは4人乗りの車のシーン。

運転席が左ハンドルなところから助手席と入れ替わる
ドアtoドアのシーンからはお付き合いではなく
大笑いさせていただきました(^w^)

それからは(というか最初から最後まですが(^_^;))
怒涛の展開で進んでいきました。

このわかりやすい間発入れないおバカな展開は
頭の悪い私でも何も考えず笑いながら
お芝居を観れましたね。

ストーリーは相変わらず覚えちゃぁおりませんがm(_ _)m
隕石を見た4人がホントの超能力を身につけ
あーだこーだお笑いしている内に
所長のキャッチボールしていた桑田真澄のサインボールが
1階上のその筋の事務所のガラスを割って中に入ってしまい
そのボールを救出すべく研究員が行かされたが
帰って来ず。

それと並行して研究所にNaoさんが訪ねてきて
弟を助け出してほしいとやってくるが
その話を出すまでに小ネタ小ネタのオンパレード(^O^)

結局Naoさんが弟を奪回すべく?
超能力研究所の研修生として多額のお金を
騙し取られて!?入会してしまいました(笑)

そしてNaoさんや貞広さん目当ての女子高生研修生の
超能力訓練?をするシーンがあって
その後研究所の社員?みんなで
弟奪回計画を話し合うシーンへ。

しかし旧ソ連やミグ、大陸だんどう弾ミサイルやら
果てはBCGまで、まるで子供のスパイごっこの様な
お遊びをするこのシーン(笑)

この頃からマニアックなセリフや言葉を
畳み掛けながらお芝居を続けてましたよ。

まあコブラツイストやマジ?の貞広延髄切りなどは
プロレス好きの人にはわかるけど
知らない人には勢いだけの笑い、
ロマンチック止めて♪なんて80年代のネタに
笑いが起きるのは私ならいざ知らず(^w^)
世代が平成の女の子に受けてるのには
共感と共にホンマネタわかってるの?と
疑問が湧きつつ舞台を観てました。

そして透視能力の欲しい研究員の
ド派手なテーマ曲が唐突に流れながら
歌謡ショーというかミュージカルもどきが始まり
舞台が明るいまま研究所からその筋の事務所に
セット変更していく芝居の流れ。

そして歌の最後にあからさまに舞台転換したと
堂々とお客さんに白状するセリフにまた笑いが(^w^)

そして構成員のいない事務所に
掃除のアルバイトに扮して3名が侵入!

そこでも色々やりながら途中で組長や構成員が
戻ってきてもスッタモンダお笑いしながら
弟と桑田真澄のサインボールらしき練習ボールを奪還!

しかし事務所出る寸前に何故か草野球の
相手チームと誤解をうけた形でバレてしまい逃走!

うまく煙に巻いて研究所に弟を連れてくる。

そこで騒ぐところにNaoさんが出てきて
なんでお姉ちゃんいるの?という展開から
コメディを入れつつ本筋?のシリアスな展開に。

心の読めるエスパーの能力もあって
結局血の繋がらない養子の弟がその事を知り
姉を好きになっちゃいけないという事で家を飛び出し
また姉も実はその事を知っていたから
弟ではなく違う対象として彼を救いたかったと
Naoさん本気のビンタ攻撃をしながら
(ありゃマジ痛いでしょう(^_^;)攻撃でした)
二人はこの研究所から最初の一歩を踏み出すという
ハッピーエンドの展開に。

そこに組長一家が殴り込みに来てまたハチャメチャに!

そこに神様?ESPの人?として四大海さんが
さっきの透視能力を身につけたい研究員の背後に
浮浪者の様に登場してきました。

そして時を止め超能力を身につけた4人から
能力を奪い取り舞台を去っていき
それを貞広さんだけが見届ける展開に。

そしてまた時間が動き始めて
超能力を失ってこりゃ不利な展開かなと思いきや
帰ってきた所長がなんと組長とリトルリーグ時代の
親友だとわかりいきなり旧交を暖め
知らぬ間に話はチャンチャンになってしまい
万事解決しちゃうオチ。

その後二人が仲良く研究所に遊びにきながら
野球したりまたスパイ作戦始めるなどの
和気あいあいの大団円でこのストーリーはジ・エンド♪

そしてカーテンコールの後懐かしいルパン三世のBGMと共に
インド人のターサン登場!

プチおまけの始まり始まり~!

全くパターンは千歳月と同じカンジ(^w^)

富士原さんがアシストで出てきた後は
いつもと同じチケットの半券大抽選大会♪

いうまでもなく私は当たりませんでしたが(^O^)
「おめでとうございま~す」が出来たのは
良かったですねo(^-^)o

そして最後に次回公演の宣伝を
実演コマーシャルでやるという
爆笑のラストで千秋楽公演が無事終わりました。

最後のコマーシャル観てもわかるように
なーんか昔の立ち上げ前のガイナックスのような
フィリムあがりのコント・コメディが
エッセンスされたお芝居の様に私は感じましたね。

これは単純に笑えて私のツボにはあった
お芝居で体調悪い中観にきた甲斐があったってもんで
大笑いさせていただきましたよ。

確かに面白い芝居ではありましたが
女性客もこういった脚本好きなのかな~と
半信半疑でもありましたが半分は好きな男性目当ての
ファンの方々も少なからずいたかも知れません。

まっそれを差し引いても大劇場では観られない
ある意味マニアックだけど大衆受けもする
コメディ芝居でしたね。

花音さんも楽しかったっていっていたのは
掛け値なしにおもろかったとおもいまっせ(^w^)!

PS.今回のNaoさんはツンデレではなく
最初から最後までおしとやかなヒロイン役でしたね。
(ビンタは遠慮なしだったけど(≧∇≦)~)

地下のシアターVアカサカの出入口から出て
坂を降りる時裏口から出たのでしょう。

また原宿アストロホールと同様
Naoさんとすれ違いしたんで
一瞬デジャブと思いつつ振り返らず
私は赤坂を後にしました(o^∀^o)

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