博士の愛した数式

2006-01-24 20:27:27 | TV・映画・芸能界関係
今年初の映画鑑賞。

「ぼくの記憶は80分しかもたない」

このキャッチコピーとTVCMだけで
映画館に足を運びました。

当然のごとく原作を知らない私は
素直にこの映画にのめり込んでしまいましたね。

物語はルートの語りが映画そのものという
パターンでしたがなかなか良い作品では
なかったでしょうか。

寺尾聰と深津絵里、いい味だしてました。

浅岡ルリ子の未亡人役は
物語ラスト近辺で陰の雰囲気を醸し出しすぎて
最後はなんか感慨ぶかい陰な終わり方に
なりましたが原作もこういった内容なんでしょうね。

80分しか記憶がもたない。。。。

私も記憶力がないほうなので
この作品をみて結構共感してしまって
ジーンとくるシーンが多々ありました。(ToT)

私の記憶は大昔のフラッシュメモリーだから
揮発性じゃないけどすぐ記憶や思い出が
なくなっちゃいますからね・・・


博士と家政婦との奇妙な関係。
それが何気ない生活の中で
ほのぼのとした心に染み入る情景が描かれていて良かったと思います。

しかし学生時代に習った数式なんて
すっかり忘れてしまいましたが
こんな形で数学を習っていたら
もしかしたら数学が好きになっていたかも知れません。

素数・自然数・完全数・階乗・友愛数など
なんか数学というより数文学みたいで
面白かったな~


パンフレットをみると撮影は去年の春から
初夏にかけてという事。

なんか深津絵里のイメージが違ってみえたし
フィルムから暖かい春の風景が伝わってきましたね。

平日の夕方前だというのに
客席は閑古鳥も鳴かずそこそこ5割程度
埋まっていたのはそれなりに人気がある証拠。

客層はシニアのカップルやお友達とかが多く
若いカップルはチラホラ。

それから女性客一人とか男性客一人とかで
観ている人も多かったな~

原作を読んで足を運んだ人が大半なんでしょうね。

まあ原作はともかく私もああいった一コマに
巡り合いたいな~と思いましたね。
記憶力・思い出がない分、今この一瞬を謳歌する。

それもある意味素晴らしい生き方なんだと
感じましたねo(^-^)o

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
私もこれから (きょう)
2006-01-26 13:23:59
初映画、取り引き先関係の試写会ですが。

ま、仕事中に映画観られるからいいか。
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試写会 (JAI-YA)
2006-01-26 21:35:45
いいな~仕事中に試写会!



でもお付き合いで観る時は

満足に楽しめないかも・・・?
返信する