リボンの騎士 ザ・ミュージカル 第36回(長文)

2006-08-25 22:13:47 | ハロプロ&ハピスタ
さてさて6回目のミュージカル観劇であります。

なっちフランツ王子のラストという事で
新宿にはせ参じたわけです。
客入りは約7割程度。開演時は6割弱でしたが
第一幕終わりには約7割強まで埋まりました。

いくらまだ夏休み中とはいえ金曜日の夕方に
これだけ集まるのはさすがはなっちといった所。

それも埋まりが悪いS席後方の良席が
ほどよく埋まっていたのがうれしい所。

なおかつなっちフランツ王子には珍しく
今日の客席はチビッコと親のカップルが多い事(*^_^*)

もちろんA席ではありますが席の並びを見ると
FCではなくチケットぴあとかイープラスなどの
一般チケットで入ったお客様。

こういう初観覧の方がいるというのがありがたい事だと思います。

さて舞台は私が6回観た中で一番ひき締まって
感動しまくりのミュージカルでありました。

役者みんなが感情を込め立ち振る舞っているのが
よく伝わりました。

演技と演技との間やしぐさ、そしてメインが演技している
脇でも手を抜かずちゃんと端役を演じていた姿が
さりげなくですが舞台の質を向上させていましたね。

さてその中でなっちフランツ王子は
最後の演技という事もありますが
お盆前・前半戦の舞台とは打って変わって
ちゃんと声をお腹から出してしっかりとした演技を
している安倍なつみがそこにいました。

前半戦のグダグタ感や情けなさ感は
微塵と感じさせない立ち振る舞いが
すごく良かったですし最後に安心して演技を観れましたね。

この調子で白蛇伝もしっかりとした演技で
観客を魅了してほしいと思います。

さてそれより勝るより劣らない迫真の演技をしていたのが
高橋愛さんです。

今まで正直言って見劣りしていた演技でしたが
6回目で観た愛ちゃんのサファイヤとリボンの騎士は
初めて合格点と言える堂々とした主役でありました。

感情の喜怒哀楽がしっかりとしていて
役柄の立ち振る舞いも堂々としており
男役と女役の声変わりもはっきり切替え
声も震えずしっかり声量を出して歌いこんでいましたね。

初めて彼女が舞台の上でオーラを発しているのがわかり
遠くで観ていても愛ちゃんの姿が大きく見えましたね。

今までは正直各フランツ役や大臣、お母様などとの
共演シーンでも見劣っていたのが
今晩は対等に演技を交えていたのが
すごく印象に残りました。

おかげで第一幕の中頃からはもう涙腺緩みっ放し(ToT)

やっと愛ちゃんが目覚めてくれたってカンジで
この舞台を始めてからようやっと成果が
演技として現れてくれたと感動と安堵感が湧いてきました。

多分本人も演出家を始めとするスタッフも
主役に抜擢したかいがあったと喜んでいるでしょう。

この調子で千秋楽まで突っ走ってほしいと思います(^O^)

惜しむらくは今回は珍しくヘケートの声がふらついていた事。
多分調子が悪いのでしょう。他のメンバーが好調だったのと
いつもしっかりした歌声だったミキちゃんだったから
逆にそれが目立ってちょっと残念でした。
確かにそつなく演技をしていて及第点ではありましたが
迫力のあるヘケートの演技があってこそ
周りが光り輝くので是非喉を大事に
演じてほしいと感じた今日のミキちゃんでありました。

あとは舞台と舞台との転換が今日は早め早めのタイミングで
変な待ちの合い間がなくてミュージカル自体が
スムースに進んでいました。

今まではみんな舞台セットの転換で
一瞬待たされるカンジがありましたが
今回それはほぼ払拭しましたね。

多分舞台演出の流れを全体的に修正したんだと思います。
従って演技にテンポ感が増してより観やすくなりましたね。

やっぱり千秋楽4~5回前あたりの舞台やライブって
さりげなくMIP賞ものだといいますが
今日はなかなか良い舞台の日に遭遇できて
すごく感謝していますよ(*^_^*)

明日も観にきたいのですが残念ながらお仕事なので
あさって楽日のミュージカルを楽しみにしたいと思います。

6回目の観覧なので2度目の飛び出す絵本もらえるかなと
思いましたがさすがに5000組出尽くしたので入手はならず。

また抽選も当然のごとく当たりませんでしたf^_^;

しかしここ何日かの体調不良を忘れさせてくれる
号泣連発のリボンの騎士 ザ・ミュージカルでありました(^_^)v


PS.ちなみに最後のフランツ王子の挨拶。
涙しながらもしっかりとして挨拶だったので
感動しまくりましたが今日は千秋楽じゃないですよ!なっち!(^o^)/

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