最終話・逃れられぬ、医師の宿命

2006-12-21 23:28:47 | TV・映画・芸能界関係
久しぶりにDr.コトーのドラマ、タイムリーで観ました。

観ていない間にどんどん展開がシビアになってきていますね。
っていうか、今日最終回だったんかい!

医者は家族にはなれない。
医者は家族になってはいけない。

地域医療。

医者は感情をもってはいけないか・・・


でもコトー先生は島に帰るそうです。

奇跡を信じて・・・

寂しくてひとり孤独に島民全員の人生、
思いを背負って重圧の中
それでもコトー先生は離島に戻って。

医者って何だろうという迷いを
放棄せず一生問い続けながら・・・

うちの親の本意にしている名医さんも
決して自宅の連絡先は教えてくれないように
通常医者は親しい患者とは一線を引いて接しています。

そうじゃないと色々と大変だから。


狭い廊下から引きで撮影する技法。
残り30分はアルバムをめくりながら
物語を回想していくシーン。

決してコトー先生のような技術も
人間も素晴らしい人間はそうそういないでしょう。
ドラマでありフィクションであるから。

でも海外派遣の先生や国内医療の名医などの
逸話・伝説を聞くと皆無ではないと思いますが
皆さん自分を犠牲にするというか
身を粉にして一生涯信念持って生きる人しか
コトー先生のようにはなれないかも知れません。


この番組で医者の立場なんて
大層なテーマは到底語れはしませんが

患者にとって、いや人間にとって重要なのは
やっぱり思いやりと笑顔が一番なんだと
このドラマを観て思い知らされました。

このドラマの終わり方を観て、制作者側と出演者達に
意欲があるならまだまだこのシリーズは続くような
エンディングだと思いましたね。

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