場末の雑文置き場

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世界体操2018 種目別二日目(最終日)の感想

2018年11月04日 | スポーツ

【男子跳馬】
予想通りセグァンさんが優勝。出来栄え点は稼げなかったけど難度の圧倒的な高さで勝った。あの歳でまだ現役ってだけでも割とすごいのに、金メダルとれちゃうところが素晴らしい。
白井は2本目でしっかり着地を止めて銅メダル。
2位はダラロヤン。また白井の上に来た。個人総合で金とった上に白井の得意種目でことごとく上回ってくるのが悔しい。


【女子床】
初めて入場シーンから映してくれた。見たかったので嬉しい。
結果は予想通りバイルズ様の圧勝。ラインオーバーもなんのその。
村上はターンでかなりバランスを崩していたが、アクロバットはしっかり決めて銅メダル。
前から薄々感じてたけど、村上ってターンが少し苦手みたいだね。アクロバットの着地があんなにすごいのに。アクロバットのが難しそうに思えてしまうんだが、実際はそうじゃないのかな。


【平行棒】
これも予想通りの結果。神はやっぱり神だった。倒立のときのピーンと伸びた姿勢に動きのブレなさが普通じゃない。今度は着地までしっかり決めてきて、16.433。あまりの点の高さに声出して笑ってしまった。まあそれくらい出るわな。
2位のベルニャエフも割と予想通り。
3位はダラロヤン。またか。少し憎たらしくなってきた。
4位はミクラック。あん馬に続いてあと一歩のところでメダルを逃す。いかにも汚くて豪快な演技をしそうなルックスなのに、E得点重視で綺麗な演技をしてくるっていうのが意外。


【鉄棒】
ゾンダーランドは健在だった。リ・セグァンといいゾンダーランドといい、私と同年代でまだ頑張っている選手がいると嬉しくなる。
内村の安定感も素晴らしい。昔は鉄棒得意じゃなかったのにね。
ミクラックはここでやっとメダル。あん馬と平行棒では悔しい思いをしただろうから、最後にとれて良かった。
4位スルビッチの4連続離れ技も圧巻だったな。

点は伸びなかったけど、肖若騰の鉄棒私は好き。リューキンを入れてくれるから。つまり肖若騰の演技というよりリューキンが好きなだけなんだけど。
もうひとつの推し技であるヴィンクラーは誰もやってくれず。残念。あとチェコ式車輪も見たかった。ベルヤフスキーがいなかったのが寂しい。

今年は全体的にいい出来だった。落下したのは最後のダラロヤンだけで、他の選手には目立つミスがなかった。ダラロヤンは今大会ずっと(団体はどうだったか忘れたけど)安定した演技を続けていたから、まさか落ちるとは思わなかった。

採点のこと。解説の米田さんも「もっと出るかと思った」って言っていたし内村も採点が厳しいって言ってたけど、もしかしたらひねり技の捌きで減点されているのでは。
ゾンダーランドの演技はよく汚い、汚いと言われるけどひねり技に限って言えばむしろ内村より美しいような気がするんだよな。素人だから実際どうなのかは知らんが。


【テレビ放送に関して】
平行棒からライブ放送になった。鉄棒はそれに加えて途中で一切CMが入らなかった。素晴らしい! テレ朝さんありがとう。団体戦で煽りVTRをダラダラ流して海外選手の演技をあまり見せてくれなかったのと同じテレビ局とは思えない。去年の種目別の放送はかなり端折られていて酷かったような記憶があるけど、今年はたくさんの選手を映してくれて嬉しかった。
しかも中継の延長まであった。体操で延長ってかなり珍しいんじゃない?

鉄棒をあんなにちゃんと放送してくれたのは、やっぱり内村がいたからだよね。内村会場入りから白井の演技を見たり練習したりしている様子まで映してて、やっぱり内村は特別なんだなと感じた。そして内村はその特別扱いに値する選手だと思う。


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