場末の雑文置き場

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「男と女のミステリー時代劇」 第一話・第二話感想

2016年04月16日 | BSジャパン時代劇

BSジャパンで放送されていた「山本周五郎人情時代劇」が終わり、同じ枠で新しいシリーズが始まった。原作は多岐川恭という作家らしい。
ミステリーは好きじゃないのであまり期待せずに見始めたけど、こっちもなかなか面白かった。ただ、エンディング曲はちょっとドラマの雰囲気に合っていないんじゃないかと思った。

第一話「あだ討ち」はそこそこ笑える部分もあって明るい雰囲気だったのに対し、第二話「牢の女」は暗くてジメジメした話。ほとんど牢の中で話が展開されるから、画面も暗いしね。

第一話の方が面白かったけど、第二話も悪くなかった。百合成分も微妙にだけど摂取できたし。最後、名主様といちの顔が近かったな。チューするかな、とちょっと期待してしまったけど、勿論そんなわけなかった。ラストで一応いちの命は助かったけど、頼れる人は誰もいないし前途は多難だろうな。

第二話の犯人は最初から怪しさの固まりだったよな。種明かしされても「うん、知ってた」以外の言葉が出ない。第一話も特に謎らしきものはなかったし、これを「ミステリー」と読んでいいんだろうか。話は面白いし、そもそも私はミステリー好きじゃないし、全然文句はないけど。
長太郎は色男って設定なのか? だったらもうちょっと男前が良かったな。「ぼんくら2」の人のいい杢太郎さん役は合ってて良かったと思うけど、こういう役はちょっと無理があるような気がする。


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