経済指標の結果や米政府が「インフレ抑制が最重要課題」とコメントしたことでFRBの利上げペース緩和期待が後退した。 そもそも「利上げペースの修正」はFRB関係者からは出てきていないこと、先週も書きましたが「おかしな報道」ですから!
日経225
終値 27220 -40円 -0.15%
高値 27340
安値 27140
終値 前日比 %
NYダウ 32990.12 -222.84 -0.67
NASDAQ 12082.29 -48.84 -0.40
S&P500 4130.24 -28.00 -0.67
SOX指数 3098.18 -17.17 -0.55
VIX指数 26.40 +0.68 +2.64
インフレ警戒とFRBのタカ派発言に反応。まあ、この程度でしたら先週末からの大幅上昇に対する調整でしょう。ただし先週末からの上昇も出鱈目な報道でのモノですからね。
変化日終えて上値切り下げ・・・どうなるかなあ?27200円を下値にして動くなら27500~27700方向継続ですが27100どころが上値になってくると、上値トレンドライン上限までの戻りが終了し再び下値模索となってきます。
米休場のため、シカゴ株指数先物の動きチェック
週末高くなった値をサポートにして上昇。日経は昼間上昇 夜間はほぼ横ばいでジリ下げ。米株3指標はナスダックインデックスは大幅続伸。
シカゴでのチャート、30日の起点に黄線を描いてます。ご参考に
日経大証チャート
朝方発表された米指標はインフレ伸び鈍化と堅調な消費支出の継続を示し、景気後退を巡る懸念が和らいだ。このためFRBのタカ派姿勢も和らいできているという見方が広がった。また個人消費支出が伸びていることも米経済は堅調との見方が強まり米株は大幅上昇となった。
今日の上昇理由は怪しいぞ!
1.消費が伸びたが物価が上昇しただけで小売業の利益が減額していたことは教訓になっていないのか?
2.FRBのタカ派姿勢が和らいでいる? 5/27は関係者のコメントが無かっただけ!バイデン大統領は「インフレは依然として高すぎる」
3.5/26ブレイナード米連邦準備理事会(FRB)副議長「FRBはインフレを押し下げるための強力な行動について議論している」「高インフレはFRBの最も差し迫った課題」コメント
というわけで月末であることなどファイナンス理由での事とか要因は別にあるかもしれないですね。
PTS市場で買われた銘柄で出来高と売買代金が多かったものを抜粋。
銘柄 株価 上昇率
6033エクストリ 1265 21.05%
4240クラスタT 516 18.35%
3810サイバーS 485 14.09%
6343フリジア 128 10.34%
4837シダックス 492 5.11%