FOMCは利上げはないでしょう。 ６月の利上げについても強気な発言はないかなと思います。
今週に入ってからも予想以下の指標が多いですからね。
日銀の緩和にいたっては黒田バズーカ１弾はその規模がサプライズ
第2弾は前日まで「しないよ」というような態度での緩和でしたのでサプライズとなりましたが
今回は、相当に織り込まれています。 なので規模もサプライズでないと上昇加速にはならないとの
考えが主流。
いずれにしろ噴け上がってもその日のうちに急落の可能性もありますので
売買は控えめにするのが賢明かなと思われます。
麻生太郎財務相は26日午前の閣議後の記者会見で、
熊本地震の復旧復興に対応するために編成する補正予算について「景気浮揚策を含めるつもりはない」と語った。
復興に絡んだ補正予算の拡大を期待していた投資家が買いを手控えた。
被災地優先が当たり前です。
| 銘柄/指数 | 終値 | 前日比 | 高値 | 安値 |
| CME日経円建て | 17455 | (+5 ) | 17770 | 17330 |
| NYダウ | 17,977.24 | －26.51(－0.14%) | ＿ | ＿ |
| NASDAQ | 4,895.786 | －10.442(－0.21%) | ＿ | ＿ |
| S&P500 | 2,087.79 | －3.79(－0.18%) | ＿ | ＿ |
| 英FT | 6,260.92 | －49.52(－0.78%) | ＿ | ＿ |
| 独DAX | 10,294.35 | －79.14(－0.76%) | ＿ | ＿ |
| 原油 | 1,230.00 | －20.30(－1.62%) | ＿ | ＿ |
| 金 | 43.73 | ＋0.55(1.27%) | ＿ | ＿ |
米国市場は利食い売りに押された。
住宅指標が予想より悪かった
原油相場が下落したためエネルギー株売られた。
連銀製造業指数も予想以下の結果となった。
今日、明日のFOMCではハト派意見が強くなりそう。
ドル円 変わらず日銀緩和期待で円安へ動いている。
おそらく110円台を維持できているのであれば日銀は緩和をする必要はないのではないか？
まあ、緩和なければ107円台までは下がりそうですが。
今月も残り 立ち合い日は3日。
FOMCあり 日銀会合ありで波乱もあるでしょうし
連休になりますからポジション減らした方がいいんじゃないですか。
PERで見ても割高水準まで上昇してますし
日銀緩和があって上昇しても、目先の上昇しかないでしょうしね。
週末に、不確かな報道で上昇した分、上値は重く売りに押された感じですね。
日銀期待というけれど・・・先週末の急騰を待たずして「織り込み済み」の動きです。
緩和があっても売られると思っているんですが・・・。
おそらく、思い切った緩和をしないと反応せずに売られる。
小出しするようなプチ緩和だと当然売られる。
メガ緩和があった場合は上昇するが・・・これが最後のメガ緩和だとの思惑で
やはり売られる。
なので上値を追っても割り切りで飛び乗り飛ぶ降りが無難かな
日銀に慎重論があると言います。今朝の日経新聞に書かれていましたね。
私的にはブルームバーグの記事は「フライング過ぎる」と感じますし
「売り逃げのための風説」とも感じています。
日銀メンバーは6月から緩和路線派が多くなり、緩和がしやすくなりますが
国債購入で8兆円の赤字を出しているという日銀に今までのような
量的緩和は難しくなります。したがってマイナス金利の拡大はいつかはあるでしょうが
金利を下げ続けることもできないし、国債を高値で買い取り続けることもできない。
金融政策の限界ではないけれど限界が近いと考えられます。
いつか正常な金利に戻せる日が来るでしょうか？
金融緩和に頼って株価を上げたこの数年間のツケは必ず来ます。
テクニカル的には新高値を更新した翌日に売買代金を膨らませて急騰。
17800、18000を超えれば18500～19000方向ということになるんですが・・・・
株価の動きと裏腹に「いっぱいいっぱい」の懐事情のはず。
高値つかみにならないように注意してくださいね。
21000方向だとか3万円まで上がるとか報道が出たら・・・・
その相場は終わり近しです。 怖いシナリオ・・・11500円ぐらいまで下がってから買えばいいです。
