日経の今後

米株市場は一昨日の朝方の急落を取り返すような反発。 死者の数は相変わらず多いが、ニューヨークで入院患者が減少というのは光明です。 この反発はマネーばら撒きの効果もありますね。経済状況を無視した上昇です。 夜間日経もつれ高しました。

日経はこの流れを受けて買い先行で始まるでしょう。 しかし夜間高値は19260で日中時間よりも安い。 ・政府は経済活動を止めたくはないが、東京都は、ロックダウンはしなくても交通を制限したり、もう少し強い規制を実施したいと思います。 海外勢も「ロックダウンする必要もない」と言った安倍首相の言葉は半信半疑で聞いています。というか日本の緊急事態宣言に効果なしと考えています。この辺りを考慮すると上値は買いにくいんですが・・・。

ただこれだけは言えます。日本政府は国民頼みで日本国民の多くは自分たちが「やるべきことを理解している」と思います。政府の規制は緩いが民度が高い国なので「効果は必ずでる」でしょう。

日経はチャート的にはまだ持ち合い状態ですが18800が上値にならない限り高値圏もみ合いから上方向の方がフシが少ない状態になっています。 今日も18800～19400中心の揉み合いになりそうですが、昨日同様に高値更新で噴け上がった後の急落には注意しましょう。 エリオット的にはBの3波動継続で19600を超えてくれば19900　20200、最大20900どころまで戻りがあるかもしれません。 その場合は5月連休、ヘッジファンドの解約や日銀ETF貸し付け制度により再び大暴落があるかもしれません。注意しましょう。