FRB議長 米長期金利上昇に対し新たな対応はしない

指標     終値 前日比  ％  高値  安値 
日経225 28930  -50 -0.17 28297 28780
CME日経 28890 -385 -1.32 29340 28710
*CME値は日本時間6:08現在 

指標       終値   前日比     ％ 
NYダウ 30924.14  -345.95  -1.11
NASDAQ 12723.47  -274.28  -2.11
S&P500  3768.58   -51.14  -1.34
SOX指数 2831.63  -143.95  -4.84
VIX指数   28.34    +1.67  +6.26

米長期金利の上昇が懸念される中で注目されたパウエルFRB議長コメント

「FRBは目標達成のために強くコミット」
「依然としてFRBの目標には程遠い」
「インフレの上昇は一時的な可能性が高い」
「市場が秩序のない状況になれば問題視するだろう」
「最大限の雇用は年内確保の可能性は極めて低い」
「賃金の上昇を見極めたい」
「さらなる顕著な進展までしばらく時間がかかる」
「一過性のインフレ加速に対して我々は慌てない」
「最近の債券市場のボラティリティが気になる」
「FRBは条件が満たされるまで利上げを行わない」
「FRBの現在の金融政策スタンスは適切」

市場ではFRBが長期国債を購入し長期金利を抑制するとの期待があったので要約すると「市場が秩序の無い動きにはなっていない、現在のFRBの金融スタンスは適切」とのコメントでナスダックを中心に幅広い銘柄に売りが出た。