グッド的相場観

ゆるーくやっていきます。

効果的な資金供給は

2009-03-12 08:47:30 | 戯言
莫大な資金供給が続いているが・・・なぜ銀行に資金を供給するのか?
銀行に資金を供給する狙いは資金の流れを良くするためである。
しかしそれが即効性がないのは周知のこと。時間がたっても効果があるかどうかはわからない。

銀行資金供給→企業が低金利で借り入れ・・・ここで終わる。
企業が破たんを免れても企業の業績は上がらないからである。

企業を救うには民を救うことである。民衆の繁栄あらずして企業の収益は上がらない。資本主義という「がっついた」イデオロギーは食べ過ぎてお腹を壊して崩壊した。これは飲みすぎた二日酔いと同じ。
酔っぱらいは決まっていうんです。「まだ酔ってないで、もっと飲ませろ」
そうした欲が考えられないレバリッジを積み上げて崩壊した。
もう2日酔いの事態ではないんです。今、企業に資金が回っても同じことを繰り返す。破綻を回避しても経営は好転せず企業は更に負債を増やしていくことになるでしょう。

世界大戦を起こしインフラと食料の価格が現在の100倍に跳ね上がれば
現在の負債の額も100分の1に縮小します。
しかしハイパーインフレによるデフォルトを起こすために戦争に向かうのであれば
世界中の民に資金を給付してみてはどうでしょう?
どうせ市場原理は崩壊しているのだから・・・。

貧しい人はそれでしのぎ、お金の流れは動きだし、稼ぎすぎるのがばからしいと思う人が増えればリッチな人は仕事のペースを穏やかに調整する。流れだした供給は多くの人に雇用をもたらし、食べ過ぎる飲みすぎるという欲張りな人が減少すれば
利権目当てのシークレットな部分も減少していくはず。

人より良い服を着て美味いものを食べることに価値を見出すのではなく
人と同じように暮らせることに幸せを感じるイデオロギー。そういったものが必要ではないかと思うのです。

焼け野原からのインフラ整備、近代化が高度経済成長を生んだと考えられますが
、農地解放と財閥の解体があったことも考えたいのです。



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