林真理子 著 『RURIKO』
浅岡ルリ子さんといえば、石坂浩二さんの嫁ということしか知らなかった!
物語は、戦前、外交官だった父、源次郎が満州建国のため、満州へ赴任。自らを満州屋と呼ぶほど、誠心誠意、満州のため尽くしている場面から始まります。妻、娘二人(次女は4歳)と満州で暮らし、後にタイのバンコクへ赴任。そこで終戦を迎える...。当時の満州国には、李香蘭(山口淑子)がいた。満映から日本語が話せる満州国女優として大人気だった、一部の人のみ、彼女が実は日本人だと知っていた、という話も盛り込まれています。この前半部分に特に惹き込まれてしまう私。近代史は色々と読んでいるだけに...。
戦後、タイから帰国した一家は、戦犯とまでならなかったものの、世間から白い目で見られ、かなり苦労したようです。美しく成長し、歌手に憧れる少女となった彼女は、日活の子役デビュー。ここから先は、お馴染みに日活スターが続々登場します! 『太陽の季節』で芥川賞作家となった、石原慎太郎、自らも映画に出演し、俳優ではなく、ホンモノの太陽族を連れてきた!ということで、弟、裕次郎が登場! 浅岡ルリ子も惹かれるんですねぇ。
「天才」を読み終えた直後に、この本を読み始めたら...?とも思いましたが、単なる偶然とはいえ、よくもまぁ、関連図書と言ってもよい部類の本を手に取ったものだなぁ~と 必然?な流れに驚いてしまいます。本との出合いも不思議で謎めいたものがありますね。
裕次郎と妻となる女優、北原三枝の米国逃避行事件については、皆様の方が詳しいのでは?
私が記憶にあるのは、裕次郎氏が何度目かの心臓の手術をすることになった頃、おさげ頭でメディアの前に出てきた、結構、素朴な姿です。「おばさんなのに、自分と同じ、みつ編みだ~」と思ったのは、自分が小学生だったからでしょうか~。『太陽に吠えろ』でのみ知る、裕次郎の姿は、でっぷり太った、ボス!でした。 本を読みながら、「へぇ~そんなにキャーキャー騒がれるほどの大人気スターだったんだ。へぇ~~」『太陽の季節』では、長門裕之が、いわゆる、「持っていかれた」、そうでして...
実際の映画をご覧になられた方、いらっしゃいますか???
小林旭も登場! 「熱き心に」は知っています。美空ひばりと付き合っていたことも、昭和の時代に、ドラマで観ました。 ひばりの手作り弁当を小林旭が開いてみると、そこにはハート型に模られたご飯が! 👀 小林旭は、自分が持っていたお箸をお弁当のハートに突き刺してみせ、自分の心臓を手で指す...
「おれも、ハートを射抜かれたぜェ~」ってジェスチャーを見て、子供ながらに、
「なんてキザな、おっさんなんだろ~」と感心したものでした。 お弁当シーンが印象強すぎて、小林旭を見るたびに、 「あの、天下の美空ひばりの元カレ氏」と思っていましたっけ。
小説では、美空ひばりの周囲を囲っていたヤクザ?のボスが、
「お嬢が小林旭に惚れたと言っている。結婚するだろうな?」
と、念押しにくる。
「はい、します」と言わざるを得なかった! などと、別れたばかりの浅岡ルリ子に電話で告げるシーンが... 憧れの裕次郎は結婚。 実際に付き合っていた小林旭は美空ひばりと結婚。納得して別れた筈なのに、泣いてしまった...というシーンまで、半分以上、読み終えて、一旦、本を置きました。
あんまり先を急いで読んでも、図書館は6月1日まで閉館なので、読む本が無くなってしまうから。
私から見れば、賢くて、歴史は勿論、雑学にも詳しくて、それ故に会話が弾みそうで、料理上手で、落ち着いた雰囲気の理想の旦那様、石坂浩二氏と出会い、どのようにロマンスに発展するのか? この先も楽しみだわ~💕
いつもありがとうございます🌹
林真理子さんが、浅丘ルリ子さんの事を書いて
おられるのですか、
けっこう長い結婚生活でしたよね、
昔、今で言うトーク番組でお互いの事を話して
おられたと思います、きっと2人とも優秀な方なんでしょうね、石坂浩二さんは、ルリ子さんの事を
素晴らしい女優だと言われていたように思います
石坂浩二さんも、知性、理性、感性素晴らしい
方ですね、女性なら尊敬すると思います、
ひばりさんと小林旭さんは、事実婚だったんですね
凄く仲が良かったと週刊誌?で読みました、
私は石原裕次郎さんの事を、なんでそんなに
カッコいいのか?不思議でしたが、
私が記憶しているのは、太陽に吠えろで
太いおじさんになられていたから、
けど、昔の若い頃の映画とか見ると、おいらはドラマーとか(笑)、なるほど、細くてカッコいい
俳優さんだったんだと思いました、
続きを楽しみにして読んで下さいね😃。
偶然にも石原家に関わる本だったのですね~
小説といえども,殆どノンフィクション?
YouTubeでは小林旭さんなど芸能人が
○長のパーティーに参加してるのがよく出てますね~
今ならアウトでしょうが,今もそんなに変わらないのかも?
本の装丁もキレイですね☺️
私もその時代のスターの話は気になります💧
農婦になって畑へ出る前に華やかな話題で心を温めて♫
ルリ子さんは寅さんシリーズリリー役でしか知りません(爺様の影響で全作見ました)。
裕次郎さんのどこがカッコいいの? おいらはドラマ~♪ってのもTVでは見ましたが・・・
三枝さんもおばさんって思いましたし(笑)
ひばりさんと小林旭さんの結婚も知ってるけど・・・皆さん、お年上~~~
何だか私は、すずさん世代(^_-)-☆
私はスターに恋焦がれたことが無いのです。
(笑)カントおじさま(笑)ソクラテス爺様(笑)なんて方へ気がむくのです♡
そうそう、吉本隆明さんの本は、あの1冊だけ。左系へは向かいませんでした(;^_^A
残り、楽しんでくださいね(*^^*)
竜雷太は未だに私にはゴリさんです。
3年前くらいだったか ドラマで石坂浩二さんと共演 老人ホームでの生活を描いていて 昔を知る世代からも評判でした
寅さんでも ホントは映画で結婚させたい女優 3度もマドンナでしたね
デビュー作も観ました
緑はるかに 全国のオーディションで採用 当時まだ映画は白黒全盛 総天然色カラーの最初の方です
ひばりさんも波乱の連続 当時は映画興行もやくざ団体が仕切っているもの 一概には責められません
小林旭さんが 語っていられた話 裕次郎はいつも恋人と結ばれる役 反して俺は いつも捨てられたり 離れていく役ばかり(笑)
石原裕次郎は 兄の慎太郎さん 当時 水ノ江滝子さんと言うしっかりとした人に支えられ 本来のどうしようもないヤサグレから脱却出来たものです
太陽の季節 もちろん封切りで見ました
山口淑子さんの中国時代の活躍と敗戦によって死刑にもされない状況 日本人である証明は劇的なものでした
当時の絶世の美女です
私の姉はその頃 李香蘭そっくりと言われていました(笑)
その姉の弟がのびた と言ってうたごえで笑わせています
山口淑子さんが結婚したのが イサムノグチ 建築家 その方が姉の勤める飲み屋にも来たそうです
姉はその方を訪ねて札幌に渡り 上野発札幌行きが稀に存在 見送りにも行きました でも結婚したのは 札幌テレビ塔の工事で行っていた工員 私の義兄
いろいろ この時代は私の人生の彩りです
おはようございます。
浅丘ルリ子さん、それほどファンと言う訳でもありませんが、御年80歳?ほどですよね。
倉本聰さんのやすらぎの郷くらいは許せましたが、今やっている入れ歯洗浄のコマーシャルはやめてくれ!と思います。
裕次郎、小林旭、浅丘ルリ子世代真っただ中にとっては入れ歯はきつい!(笑)
石原裕次郎さんの事が出て来ましたが私の世代は石原裕次郎さんと言えば青春そのものです。
北海道小樽市に在った裕次郎記念館(平成3年開館平成29年閉館)北海道旅行の時立ち寄りました。その位にフアンでした。
年齢と共にオジサンスタイルになりましたが、俳優,声優、歌手、モデル、ヨットマン、ボスと戦後の経済の発展と共に芸能関係に凄い記録を残しましたよ。
学校サボッテまで観に行きましたよ(^^;
本当に、カッコ良かったんです。二人ともアクションシーンが、カッコよくて。
旭さんの映画は ほとんど観たかも~。
ルリ子さんの本読んで見たい気がします♪
小林旭さん・ひばりさんは3ヶ月で離婚したんじゃなかったかしら。
二人の仲は良かったけど、ひばり母のせいで・・・
この記事内に登場する人物の中で石原裕次郎は
私の兄と同じ年齢でしたから私達より9歳上で、
北原三枝はその1歳上、と少し年齢が離れていま
したが美空ひばりは5歳、小林旭は4歳上、そし
て浅丘ルリ子は2歳、石坂浩二は1歳上・・と
比較的年齢も近いので映画などで活躍する姿をよ
く見て話題にしていましたね。
いまだに若々しい姿をみて往年のファン達は
それぞれいろんな思い出に浸っているようですね。