日々のあれこれ

現在は仕事に関わること以外の日々の「あれこれ」を綴っております♪
ここ数年は 主に楽器演奏🎹🎻🎸と読書📚

北九州芸術劇場 『ジュリアス・シーザー』観賞

2014-11-02 01:09:53 | Weblog

 「ブルータス、お前もか」

という台詞が有名なシェイクスピア 『ジュリアス・シーザー』の演劇、というだけでも充分魅力ですが、NHK朝ドラ「花子とアン」に伝助役で出演された舞台俳優、吉田氏が北九州に来る! ということが父の気を惹いたようで、図書館にチラシが置いてあったからとってきた!と手渡されました。 チケットの一般発売日は8月31日。 夕方だったので、もう無いかも…と駄目もとでアクセスしたら、3階席の、しかも一番後ろの席が3つ空いていました。 一人4000円なり。 これならば我々にも手が届く金額....かなぁ。 映画テルマエ・ロマエ以来、すっかり阿部寛氏が古代ローマ人に見えるのですが、今日の演技も最高でした。 NHK新撰組で沖田総司役をした藤原達也氏も来るんだ~と、両親が伝助目当てならば、私はこちら(苦笑) いや、伝助も阿部寛氏も、その他、ローマ市民一人ひとりから兵士役まで、3階からは全体がバランス良く見渡せて、テレビドラマとは全く違う楽しみ方が出来ました。 生の演技って 素晴らしい。 役者さんの声がバンバン響き渡り、心に直球で届く感じ。 そそのかされるブルータス、だがこれが正義と信じ、シーザーをあやめる決意をするまでの彼の悩み、、、アントニオの苦悩と悲しみ、、、、民衆の心を動かす彼の演説。 テンポ良くすすんでいき、あっという間の3時間。 階段で剣を交える姿にハラハラドキドキさせられました。

幕が降り、役者さん全員が挨拶。 カーテンコールに答え、一度引いた幕が再び上がり、私達も大拍手!!! そして幕が下りる…。 

「あ~良かったねえ…」

と、余韻に浸りつつ、拍手を続けていた、その時、再び幕が開くではないですか!!!

伝助さんが2階、3階席の方を見上げ両手を振ってこたえてくれました。勿論、他の役者さん達も。感動、感動、波のように感動が押し寄せてくる、そんな夜になりました。

いやあ~生の演技っていいですねぇ。

母は 「演劇は子供の頃から何度も見たことがある」らしいのですが、私は人生において、今夜がまだ2度目でした。 生まれて初めて演劇を見たのは、中学2年生の頃、「サーカス」という劇でした。あの時も、物凄く興奮したのですが、遥か昔のこと。 もう、あの感動は忘れかけていました。 父が伝助さんの演技に惹かれ、チラシを持ちかえらなかったら、今夜、あの感動の舞台を観ることは無かった筈です。11月が誕生日の父には良いバースデイ・プレゼントとなりました。

こちらはリバーウオークの噴水。

  

リバーウオークにはNHK北九州、朝日新聞社も入っており、号外記事も頂いてきました。

勿論、ホークス日本一、おめでとうセールも開催中でした!

  店内50%引き ワゴンの品、ストール3000円が1000円等など。

品定めをする家族の手だけ右端に写っていますが・… ((+_+))

 

芸術劇場(6階)の白壁には 落書きコーナーらしきスペースが… 右は長い列に並んで待つ間に撮影した夜景。

そういえば、昨年の今頃は15年ぶりにブロニカと東京で再会し、渋谷の夜景を撮影していたんだった! あれから早一年とは! Time flies!!!

では、ホークス日本一の余韻。。。ジュリアス・シーザーの余韻に浸りつつ、明日はボランティアにて子供達と元気に遊ぶことにします。

 

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13 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
そちらには (山水)
2014-11-02 09:49:07
良い劇場があり名作が上演され楽しまれますね
良いものを観ると自分の品格も上がり心地よく過ごせそうです
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Unknown (tomoko)
2014-11-02 10:49:27
えっ・・・去年の今頃?
もうあれから1年経ったのですね
早い・・・ほんまに光陰矢のごとし

生の舞台って1度も見た事が無いです
WOWOWで放送される舞台公演は少し見た事が有るのですが
セリフが聞き取れない俳優さんも居られてつい敬遠してしまいますが

やはり生は迫力有るんでしょうね~
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Unknown (zenpeichan)
2014-11-02 20:13:58
素晴らしい俳優達が一堂に会するとは
豪華! こうやってすずさんのブログで
我慢できるか!いやできませんねぇ(笑)
今度私の所に来るようなことがあったら
速攻で入場券を! 来ないかなぁ、来ないかなぁ・・・
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山水さんへ (すず)
2014-11-03 00:12:12
確かに昨夜、今日と引き続き、心地よく過ごすことができました。
やはり多少、無理をしてでも良いものを観賞すべきなのですね。
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tomokoさんへ (すず)
2014-11-03 00:15:07
私もびっくりです。
ブロニカと東京で過ごした、あの2日間は、つい数カ月前のような気がします。
しかし すでに一年!

北九州芸術劇場の大ホールは3階席まであり、結構広いのですが、どの役者さんの声もよく通っていました。
時折声がかすれることもありましたが、なにせ熱演!!
プロって凄すぎます!
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zenpeichanさんへ (すず)
2014-11-03 00:17:35
シェイクスピアのジュリアス・シーザーというだけでも見る価値があるのですが、役者さんたちの顔ぶれが豪華すぎ!!!でしょう。
3階席にいても、熱気がびゅんびゅん伝わってきました。
カーテンコールは4回も!!!
手が真っ赤になるほど拍手しました。
zenpeichanさんがお住まいの近くでも上演される機会があるといいですね☆
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Unknown (まりりん)
2014-11-03 08:27:08
北九州芸術劇場が出来て間もなくの頃、同じく蜷川さん演出、市村正親さん
主演の「リチャード三世」を観ましたが、普段宝塚レビューや
ミュージカルばかり観ている身には、ストレートプレイもさることながらテーマが重く、
途中、意識が遠のいてしまいました
同じ中劇場での「ファンタスティックス」と言うミュージカルは舞台セットの
代わりに舞台上に観客席があり、役者さんを囲むような感じで、ミーハーな私(笑)は
そこで観たのですが、あれはすごく楽しかったな~
やっぱり舞台も音楽も、もちろんスポーツも生!ですね!
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演劇 (みのこ)
2014-11-03 21:03:48
伝助役のあの方が・・・お上手だそうですね。TVで垣間見ました。演劇派で舞台が好きだと言っていました。

私が初めて見た生の舞台は中学1年の時
「カルメン」でした。赤いバラを口にくわえて・・・鮮烈な印象は70年過ぎても・・・リズムと共に記憶にです。

ブロニカさんと再会してもう一年!!
早いですね。
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追伸! (みのこ)
2014-11-03 21:13:23
年齢を間違えたようですハァハァハァ!!
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まりりんちゃんへ (すず)
2014-11-05 00:43:48
お返事が遅くなってしまいましたっ!!
北九州芸術劇場の中へ入ったのは、今回が初めてだったんだよ―私達一家!!!
もう15年くらいはなるのかなぁ…
2年ぶりくらいに帰国した際、奇抜な色の建物が小倉城の隣に建っているのを目撃し、相当ショックだった当時を思い出しました(苦笑)
いまではすっかり小倉の風景として馴染んでしまいましたねぇ。
「リチャードⅢ世」ですかぁ。確かにテーマが重そう。
そういえば、宝塚講演が来月だったかな?北九州ソレイユホールであるでしょ?
まりりんちゃんたち、行くのかなぁ~なんて思いました

舞台セットの代わりに...というのは、つまりは役者さんと同じ目線で観客も舞台の上にて観賞する、ということなのかな?
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