…なのです。ホームページにて15時、合格者の受験番号が見れる!実際には14時から~だったそうですが、予想通りアクセス集中!実際にページが開いたのは15時近くになってからでした。試験日が1月24日(日)あれから2か月近く、なんて長かったこと!今日は福岡では公立高校の合格発表日でもあるため、「運命の日」を迎えた方…多かったですよね。中学校の卒業式を終えた後の合格発表。私の場合は「合格しました!」と担任に同じ通学路の友達と報告に行ったけれど、職員室には先に不合格で泣いているクラスメイトがいて…声を掛けられずすぐにその場を去った記憶しか…
そう思うと、今回は今後の人生を大きく変えるほどではないものの、やはり気になります。また一年かけて19科目を勉強するのか~と思うと、やはり合格した方が良いに決まってます。
やっと開いたHP....
最初に目に留まったのは、今回の合格ボーダーラインと合格率でした。昨年は 19科目総合150点満点中、88点以上が合格。合格率27%。一昨年27.5%より下がっていました。
さて、今年は…というと、絶対90点は超えてくる‼と思っていましたが、昨年と全く同じ88点。え~っ? そうなんだ~昨年より解きやすかったから上がるだろうと思ったんだけどな、これが率直な感想。史上初の90点超えとはなりませんでした!! じゃあ合格率は上がっただろうな、と思いきや…26.2%と1%近くも下がっています! これまた驚き… 不適切問題が試験会場で1問(全員得点)試験後の今日、新たに1問(全員得点)合計2問=全員2点のサービス得点(結果的に…ですが)があった割には低い合格ボーダー。実質、86点得点出来れば合格できたことになりますから。でも これで落ちた‼と思っていたが救われた!という受験生も多かったのでは…ないでしょうか…
では、科目ごとにチェックを…
まずは午前科目から
1 人体の構造と機能及び疾病
介護福祉士と重なる部分も多く、特に社福のために勉強した~という感覚が最もない受験科目でした。7問中6問正解で、唯一間違えたのは、精神疾患の診断・統計マニュアルDSM-5の『躁病エピソード』に記載されている症状。正解は①「易怒的」でした。②の睡眠過多は鬱の症状なので明らかに違う。④の疲労感も鬱の時で違う。⑤の強迫行為か③の幻覚か… ガラス玉が高価な宝石に見えるらしいので、③を選んだら間違えました。6/7
2 心理学理論と心理的支援
法律改正の影響を受けない科目なので、早くから準備しやすいのですが、最後まで苦手意識が強い科目でした。実際7問中、3問しか正解出来ていません。フリードマンFriedman.M と ローゼンマンRosenman R.H. 誰だそれ!? あれだけ勉強したのに聞いたことがない人名に戸惑いました。他にも間違えたのは 内集団バイアスの説明、心理療法に関する記述、洞察学習の例 3/7
3 社会理論と社会システム
通信教育2年生になって履修する科目で、6月の校内模試で惨敗に近かった科目の一つ。秋以降、苦手科目を集中的に勉強した甲斐あって、本番では予想以上に得点出来ました。ここでも得点できなかったのは、Rostow、 Galbraith、 Riesman、 Veblen、 Baudrillard 各選択肢にある海外の社会理論を提唱した人名と内容。4年生大で社会福祉を専門に履修した学生であれば知っているのでしょうか… もう一つ、点を落としたのは、「構築主義的アプローチ」についてでした。私の回答は 「社会問題とは客観的に実在し、誰の目にも明らかな現実として存在するものである」 正解は「社会問題とは自明なものとして存在するのではなく、人々が主張することを通して認識される問題である」言われてみれば、その通りです。構築主義…間違えれば忘れないでしょう。5/7
4 現代社会と福祉
分厚いテキストで、苦手意識を持つ人が多い科目と聞いていました。ジニ計数、エスピンーアンデルセンのレジーム主義、ロールズ正義論、イギリスにおける貧困対策の歴史、高齢者の安定確保に関する法律などなど範囲も広い! 問題数も多めで10問出題されます。半分取れれば、、、と臨み、10問中6問正解。予想の範囲内でした。6/10
5 地域福祉の理論と方法
この科目も範囲が広く準備しにくかった!コミュニティー、セツルメントに関する問題のほか、法律改正に伴って設置された地域に関係する主体の記述、市民後見推進事業など、法律改正など常に最新の情報をチェックしておく必要がある科目。なにせ地域ですからね… 6/10
6 福祉行財政と福祉計画
こちらも苦手意識から秋以降、集中的に勉強した科目。その甲斐あって1問のみ不正解で、上々でした。6/7
7 社会保障
直前対策講座でも、通信のスクーリングでも 最も大切で実際、社会福祉士になったとき、役に立つというか、必要になるのがこの科目‼といわれ、時間をかけた科目でした。でも難しいんですよね。実際の試験問題をお読み下さいといいたくなるような… あいまいな知識では混乱する。ちょこっと語彙を入れ替えてくる。年号だけ違ってる…とか、過去問をやりながら、「こんなの合格出来るわけない」と何度思ったか。 今年度は 問い52のように、知識(法律)など理解を通して、実際の運用能力を問う問題でした。難易度高かった…! 5/7
8 障害者に対する支援と障害者自立支援制度
実習先も現在の職場も 障害者支援施設です。当然 高得点を…といいたいところですが、法律改正も多く、総合支援法の他にも障害別に いくつもの法律があり難解な科目でありました… 正解を2つ選びなさい、という形式がここでは多く、1つは簡単に選べ、残る1つを迷う…その迷った回答が不正解だった~という残念な結果でした。7問中、4問正解! 4/7
9 低所得者に対する支援と生活保護制度
生活保護法の基本原理、原則に関する問題、現在の保護法成立前の公的扶助に関する問題、扶養義務者に関する問い、ホームレスの実態と支援に関する記述がいずれも得点に結びつかず… 午前科目で正解率60%を切ったのは、苦手の心理と この科目だけのような…分かったつもりになっていましたが、結果を見ると準備不足でした。3/7
10 保険医療サービス
日本の診療報酬制度に関する問題で、「DPC対象病院の入院医療にかかる費用は、包括医療費支払い制度が適用される」が正解でしたが、「訪問看護にかかる費用は、居宅サービス計画に基づく利用であっても、医療保険から支払われる」を選んで不正解。「看護」でも 「医療保険」からは支払われないのですね。「介護保険」から、ってことでしょう。あとでチェック! 4/7
11 権利擁護と成年後見制度
訴訟に関する問題で、いきなり1問目で迷い、不正解でした。家庭裁判所の役割についても問われ、「成年後見人に不正な行為、著しい不行跡などの事実がある場合、家庭裁判所は職権で成年後見人を解任できる」 市町村長申し立てに関する努力義務など。要チェック! 4/7
ここまで 午前の部、中央法規、大原の回答速報をもとに行った自己採点と、実際に今日、発表された社会福祉士国家試験主催者の回答を見ての採点。 得点は いずれも83点中、51点でした。午前の部に一問、不適切問題で1点が全員に与えられた問題がありました。注意事項が9時25分に説明され、試験開始時間は10時。午前の部、終了時間は12時15分。昼食休憩のあと、午後の部は13時45分開始~15時30分終了という長丁場でしたっけ。
今、正解等チェック&見直しを再びしている自分も疲れたので、一旦、ここで休憩しまーす!
追記:社会福祉士、一発☆合格でした!! 午後の部へ続く…
後日、自宅に届いた「社会福祉士登録証」