先日、訓練生の仲間が無事に事業用操縦士の実機試験に合格しました
いや~めでたい 訓練生全員で後方支援を行い充実した2日間でした(試験は2日間)
素敵なチームの和が出来上がっています。これから、就職へ向けての準備ですが、是非とも頑張って欲しい。
さて、4月に双発機バロン君での計器飛行訓練の初フライトに行ってきました。一般的には事業用操縦士=>計器飛行証明という順番で訓練するらしいですが、札幌の学校では計器飛行証明のプログラムが先に組まれています。
冬季約3ヶ月間、地上でシミュレーターなど準備をしてきましたが、やはり実機となると緊張します。昨年夏に初めて空を飛んだ時に比べれば落ち着いています。足が震えたり、頭の中が真っ白状態に陥ることはありませんでした。逆に想像していたより、落ち着いて操縦桿を握れた自分にビックリしたくらい。やはり、シミュレーターやイメージフライトのお陰かなぁ。
何回かに分けて実際の映像をUPしてみます。
振り返って見てみると・・・落ち着きがなかったり、教官にダメだしくらっていたりとトホホな感じですが
今回は、エンジンスタートから飛行計画の承認を得るまで(Sapporo Groundにコンタクト)
映像のちょこっと解説
エンジンスタートは左エンジンからスタート:
訓練機バロンの乗り降りするドアが右側にあります。万が一、エンジンから火が噴いた場合、一人でも脱出の可能性を高めるには、最初に左エンジンスタートがベター(なるべくリスクを減らすということ) 旅客機の出入り口は左側だよね?よって、旅客機は右エンジンスタートが最初です。
管制とのやりとりで、重要事項を復唱しなければならない。「Runway 14, QNH 3026」を復唱できなかった・・・(恥)教官が訂正しました(涙)
QNHは海面気圧です。この値を遣って気圧高度計を補正します。
NAV/COMの説明というは、Navigation/ Communicationの略 各種周波数のセットアップです。Navigationの分類はVOR局やILS等の電波の周波数、Communicationの分類は簡単に言うと人(管制官など)とのコミュニケーションに使う周波数
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます