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友人宅の「藏」が千葉市都市文化賞 2013 を受賞

2013年12月07日 22時15分34秒 | 恩師・同窓会関係

更新日:2013年12月1日の千葉市のHPより転載させて頂きました。

千葉市都市文化賞2013 受賞作品

本年度は平成25年7月1日から8月31日まで募集を行いましたところ、33点の応募がありました。
多数の応募となりましたこと、心よりお礼申し上げます。
応募されたものの中から千葉市景観総合審議会表彰選考部会での選考により、下記のとおり決定しました。
 
「総 評」

近代建築家、三大巨匠のひとり、フランク・ロイド・ライトの言葉にこんなものがあります。
 「そこが美しい敷地だったことは、その家が建てられるまで、誰も気がつかなかった。」
つまりその建築が建ってはじめて、人々はその建築を取り巻く環境の素晴らしさを発見し、驚かされたというのです。
 美術館という、現実環境から切り離された、「箱の中」の作品を、鑑賞するのとは異なり、「自然の中」で、あるいは「都市の中」では、建築はその美醜や、良し悪しを計るとき、重要な環境の「関数」になるということです。
 このように、現実の建築は「孤立した単体の作品」として評価するべきものではありません。建築はとりまく既存の環境に深く関わり、新たな環境を作り出します。
 ですから、建築を作るということは、既存環境の魅力を引き立てるものであるのか、あるいは毀損するものであるのかが問われていると言って良いでしょう。
 こうしたことは、べつに建築に限ったことではありません。道路や橋などの土木構築物も、看板・サイン・ストリートファニチュアのような都市を彩る小物にいたるまで、我々を取り巻く人工物すべてにこのことは当てはまります。
 「都市文化」と呼びうる人工物は、既存の環境にもっとも相応しいかたちで付け加えられ、人々の生活の喜びを賦活するものでありたいものです。
 「文化」とは生活に根付いた「繋がり」のことだと私は考えています。
 それは「空間的繋がり」であるとともに、「時間的繋がり」でもあります。
 今回の応募作には千葉市と深い繋がりのある、川崎製鉄の産業遺産を取り上げたものや、地震で崩壊した古い蔵を再建したもの など、時間(歴史)に敬意をはらい、現代の都市にこれらを繋げようとした事例などが目を引きました。一方、歩行者デッキに期間限定のイベントとして、トリッキーな絵画を描くことで、賑わいを演出し、「人々の繋がり」を意図した作品も、新しい「都市文化」の創出を予感させるものでした。   栗生 明(表彰選考部会長)

  友人宅の「藏」が千葉市都市文化賞 2013 を受賞されました 
          おめでとうございます 

 

所在地:花見川区犢橋町  設計者:江口英雄建築設計事務所
建築主:YT           施工者:江口英雄建築設計事務所
             

 

 この「蔵」がある花見川区の犢橋(コテハシ)地区には古くからの民家がまだ多く存在し、ややタイムスリップしたような農村風景が見られます。この蔵は東日本大震災で壊れたものを、地元の大工さんに依頼して元どおりの姿に新築したものです。
 従って文化財的な価値はありませんが、このような建物を残したいという依頼主の文化意識と、それを造る伝統技術が継承されていくということは、ひとつの都市文化賞に値するものとして選ばれました。  

講評  八木 健一

本日、親しくご厚誼を頂いております高校の同級生のTさまより嬉しい  を頂きました。
には3・11の地震で被害を受けました藏の建て替え工事が終了しましたので、千葉市都市文化賞の建築部門に応募しておりました 「藏」 が入賞しました。
1日の市政だよりに掲載されましたが、HPにも講評が載っておりますので検索をお願いします。」

嬉しいお知らせを頂きましたので、HPから転載をさせて頂きご紹介をさせて頂きました。
Tさま、この度は本当におめでとうございます。
ご夫妻さまのご熱心なお姿に敬意を表します。
来春には受賞されました「藏」にお目にかかりたくお目もじを楽しみに致しております。
残り日も少なくご多忙の折にご夫妻さまのご健勝をお祈り申し上げまして一言お祝いを申し上げます。

コメント (6)
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