能登半島 間 垣 の 里
輪島 (間垣の里 海辺の町) 輪島 (間垣の里 上大沢)
輪島 (間垣の里 入り口 上大沢) 輪島 (間垣の里 道路側)
能登半島の海岸線に位置する上大沢集落の家々は間垣と呼ばれる屋根までの高さの竹垣で囲われている。
それぞれの家へ入るためには間垣の一部を切り取りそこから車も出入りします。畑も間垣で囲まれています。
間垣はニガ竹という地元で取れる細い竹で作られていて、竹を並べた間垣には隙間があり、この隙間から風が抜けることにより、間垣も家屋も守れるという先人の知恵が見られる。
地元の人の話によると、日本海を渡る冬の厳しい北西の季節風や飛び散る波しぶき、あるいは波が運ぶ海藻などを防ぐ、生活に必要な防風柵である。
間垣には伝統継承タイプ,混合タイプ,簡易タイプの三タイプが見られるが、材料のニガ竹植生の消失・減少が目立ち、間垣補修に苦労が多いと言う。
石川県輪島市にて