平成26年3月6日(木)首都圏ネットワークにスイッチをいれましたら、長女が中学生の時にお世話になりました工藤愛子先生が、涙を流しながら東京大空襲の悲惨さを
語っていらっしゃるではありませんか。
娘が卒業後30余年も過ぎ、ご無沙汰を致しておりましたが、先生に違いないと夢中で録画致しました。
放映後早速、先生にお久しぶりにお電話をさせて頂きましたところ、東京大空襲にてお父様と弟様を亡くされましたことをはじめてお伺い致しました。合掌
戦災に遭われた場所は、現在スカイツリーで賑わって居ります所とも伺いました。
娘が在学中の保護者会などにはいつも笑顔で接して頂き、PTA活動にお邪魔しました折には温かいお言葉を頂き、母親のように親しくご厚誼を頂いておりましたので、先生
にこのような哀しい過去がおありでしたことに言葉も有りません程にビックリ致しました。
テレビに映る先生はお年を重ねられたようにお見受け致しましたが、「86歳になったのよ」とお元気に地域活動にご尽力の程を伺うことも出来ました。
幸にも先生のご自宅が我が家から近くでしたのでブログを印刷してお届けすることができました。
先生にお会いしましてから8年の月日が過ぎ又、ご無沙汰を致しておりますが3月10日を迎えますと先生を思い出します。
今年は94歳になられますが、先生は命ある限り慰霊祭に出席したい!とおっしゃておられましたのでお電話をしたく思っております。
悲惨な戦争の悲しみを風化させることがなきように先生の涙のお姿を再度、納めさせて頂きました。
平成26年3月6日(木)首都圏ネットワークより
命の有る限り3月10日の慰霊祭に参列したいとお話しされました
工藤先生が描かれた「背負い続ける“炎の記録”」
東京大空襲とは (ネット)より
東京空襲の一般民間人の被害全体についてみると、東京の区部が被害を受けた空襲は60回を越えます。
確認された死者の遺体数は約10万5400人になります。 負傷者は約15万人で、罹災者は約300万人、罹災住宅戸数は約70万戸です。
2019年10月1日現在・総務省の人口推計による
戦争体験者が急速に減っている。戦後生まれの人口が全体の8割を超え、戦争が「記憶」から「歴史」へと変わりつつある。
戦後生まれの人口は1億655万人で、全体の84.5%を占める。一方、戦前生まれは1962万人。
現在と同じ形式で人口推計が始まった1947年の7384万人から70年余りで4分の1に減少した。
長女が2年間受け持っていただきお世話になりました。
ご自宅が新しい護国神社の近くですので近々お訪ねしたく考えております。