ペリリュー島を訪問されました天皇、皇后両陛下をお迎えするために、平和を願う旗1800本を持参されました青森県の田中恭子様のご紹介をさせて頂きます。
田中恭子様は日本遺族通信九段短歌に長い間、ご熱心に投稿されております大切な歌友のお一人です。
ご紹介の新聞をはじめ、慰霊祭の折に、天皇・皇后両陛下にお言葉を頂き、感激にむせぶ田中様のお姿にTVに釘付けになりました。
田中様が平成16年に初めて慰霊巡拝にお出でになられた時の鎮魂の歌を探しましたのでご紹介させて頂きます。
ひとたびも呼びしことなき「父さん」のこだまは渡る熱帯雨林を 平成16年 7月15日発行「日本遺族通信九段短歌」投稿歌より
弾痕のしるき戦車の手に熱し赤道直下の野に晒されて 平成16年 9月15日発行 「日本遺族通信九段短歌」投稿歌より
戦死せし父かと思ふ声高く頭上をよぎるパラオの島に 平成16年10月15日発行 「日本遺族通信九段短歌」投稿歌より
そしてこの度のお喜びを
両陛下のご訪島決まりてペリリューは七十年の願ひ叶ひぬ 平成27年 3月15日発行 「日本遺族通信九段短歌」投稿歌より
新聞記事の続きより抜粋
田中様はこの度のペリリュー島慰霊に日本とパラオ、ペリリュー州政府の旗をそれぞれ描いた3種類の小旗を計1800本持参されました。
夫、遺族らと協力して集めた資金で作ったものと、紹介されておりました。
両陛下のご到着に多くの島民・遺族の皆様が歓迎の小旗を懸命に振られた映像に遺族の一人として心からの平和をお祈り致しました。
以上、田中様のご紹介をさせて頂きました。
とりあげられていて、感慨深いものがおあり
でしょうね。
田中恭子さんのお名前にもしや九段短歌の歌友では?と
今までの「九段短歌」を調べましたらご紹介のお歌がありましたので
歌友と確信致しました。
天皇陛下からお言葉を頂いております田中様に初めてお会い致しました。