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日本神話地球編2

2017年02月10日 | 歴史関連

さて、地球上に最初に現れた生命体が、巨大な蛇体であった、ということですが、蛇と言ってもウロコもなく、青く透き通っていた、ということで、しかも蛇と言うにはあまりにズン胴であり、まあ、他の生命体に例えるものがないので、そう言われたのではないでしょうか。以前の宇宙の始まりの神話に出て来た、太元顕津男の神も、同じ様な、青い透明のウナギみたいな姿だったということですから、そういう形は、エネルギー体でも、初期の世界では生息しやすいのかも知れません。

(転載続き)

天も水(六-み)、中界も水(六-み)、下界も水(六-み)で、世界中の天地中界三才(さんさい)が、水(六-み)ばかりで在りた世に、一番の大将神の御位で御出で遊ばしたので、六(水-み)を三つ合せて、ミロクの大神と申すのである。

天の水の(六-み)の中から、ヽ(ほち)の一霊が地に下りて、五(いづ)(火)と天が固まり、地の六(水-み)にヽの一霊が加はりて、地は七(地成-ななり)となりたから、世の元から申せば、ミロクは六六六(みろく)なり、今の世の立直しの御用から申せば、ミロクは五六七と成るのであるから、六百六十六の守護は、今までのミロクで、是れからのミロクの御働きは、五六七と成るのである。

国常立之尊が、世の元を修理固成(かためしめる)に就いて、天地中界の区別もなく、世界は一団の泥土泥水で、手の付け様がなかりたので、堅いお土の種を、ミロクの大神様に御願い申し上げたら、大神様が直ぐに御承知になりて、一生懸命に息を吹き懸けなされて、一凝の堅いお土が出来たのを、国常立之尊の此方に御授けに成りたので、其の一団の御土を種に致して、土と水とを立別け、山、川、原、野、海を拵えたのが、地の先祖の大国常立之尊である。

艮(うしとら)の金神(こんじん)大国常立之尊の姿は、今まで筆先にも現した事はなかりたなれど、畏れ多きミロクの大神様、日の大神さまの御神姿まで筆先に出して知らしたから、何時までも発表を見合はす事が出来ぬから、実地の姿を書き誌す。 大国常立之尊の元の誠の姿は、頭に八本角の生えた鬼神の姿で、皆の神々が、余り恐ろしいと申して、寄り付かぬやうに致した位の姿で在るから、今の人民に、元の真の姿を見せたら、震い上がりて眼を廻すであろう。

其の後に、艮の金神が、八百万の邪神(あくがみ)に艮(うしとら)へ押込められてから、一旦は、みな影も形もなきやうに亡びて了ふたが、時節参りて、煎豆にも花が咲きて、再び国常立之尊の世に、世が戻りて来たから、変性男子と女子との身魂を借りて、世の元からの因縁を説いて聞かせる、世界一の大本と成りたので在る。

天の固まりたのは、御弐体の大神様が天へ上りて、各自に水火(いき)を合はして、キリキリと左右に三遍御舞い成されて、伊吹の狭霧(さぎり)を遊ばすと、それで天が完全に固まりたので在る。次に亦、吹き出したまふ伊吹の狭霧によりて、天に幾億万の星が出現したのである。其の星の数だけ地の世界に生物が育ちたら、それで一旦世の洗い替えになるのである。

天は判然と造れたなれど、まだ地の世界が充分に固まりてなかりた際に、頭に十本の角の生へた大蛇神が、我は地の世界の修理固成の加勢よりも、天へ上りて天上から働きたいと申されて、天で○○○○○○と成られたのであるが、大変な御神力が強いので、御惣領にしてあるなれど、今の世界の人民の思ふて居る様な事とは、神界の様子は又大変な違いである。

それで、先づ天の方は、固まりて動かぬ事になりたなれど、国常立之尊の主宰する地の世界は、まだ充分の所へは行って居ないから、此方が先途に立ちて、地の在らん限り方々の神に申付けて、持場持場を固めさしたのが、国々の国魂神である。其の折には、何れの神も心一つに素直に活動なされて、地の世界も程なく固まりて、眼鼻が付く様に結構に成つたのである。

ところが、今(情報当時)の露国の方面に、八頭八尾(やつがしらやつを)の大蛇神が住居いたして居りたが、其の蛇神の目的は、綾部の高天原を中心として置いて、自身が天へ上りて、天から末代地の世界を守護いたし度いと云ふ思わくで在りた。

なれど、夫れより先に天を造りたいと思ふて、夫れ夫れ苦労を遊ばしたミロク様なり、一番に相談に乗つて、供々に活動なされた日の大神様なり、地の世界は国常立之尊なり、世の元の根本の始まりに、天地三体の神が八百万の神を集めて、天地を創造いたした其の後へ、八頭八尾の巨蛇神が現はれて、何程天地を自由に致そうと思ふても、誰も相手に致すものがなかりたのである。

(つづく)


この記事は、以下のURLの記事の内容の一部を抜粋、編集したものです。

http://reikaimonogatari.net/index.php?obc=is22


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