ビフィズス菌とアルギニンの併用投与がマウスの認知的柔軟性を向上させることを発見
―加齢に伴う認知機能の低下防止や認知症予防の新たな可能性―
協同乳業株式会社
≪本研究のポイント≫
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変化する環境に適応する能力である「認知的柔軟性」は人間の加齢とともに低下し、認知症初期に機能障害を生じることが知られている。協同乳業株式会社と学校法人早稲田大学は、認知的柔軟性を向上させる食品成分の研究を共同で進めている。
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タッチスクリーン装置を用いた認知的柔軟性の評価系を新たに確立した。これにより世界で初めて、認知的柔軟性の解析を腸内細菌叢の実験において実現した。
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腸管内でポリアミンを産生するビフィズス菌(Bifidobacterium animalis subsp. lactis LKM512)とアルギニンの併用投与で、認知的柔軟性が向上した。
- 成長ホルモンの分泌を促進する
- 免疫力を高める
- 血流を改善する
- 疲労回復を助ける
- 脂肪代謝を促す
- 筋肉を強化する
- 動脈硬化や心筋梗塞の予防
- 血管をしなやかに保つ
- 肌を保湿する
- 新陳代謝を促す
- 摂取タイミング:アルギニンは、成長ホルモンの分泌が盛んな夜寝る前と運動前に摂取すると効果的です。運動パフォーマンスの向上には、運動の1時間前に摂取するとよいでしょう。
- 摂取量:アルギニンの1日の推奨摂取量は2000~4000mgです。
- 摂取方法:アルギニンは、タンパク質として消化吸収率が決まっているため、1回の食事で摂れる量は20~25g程度です。一度にたくさん食べるよりも、3食に分けて摂るとよいでしょう。
- 組み合わせ:アルギニンは、ミネラルの一種であるマグネシウムと一緒に摂取すると吸収率がアップします。
- サプリメント:アルギニンを多く含む食品をよく食べる場合は、サプリメントの配合量が少ないものを選ぶとよいでしょう。
日本銀行の金融政策についての前回の記事は7月会合の直前だったが、まさか7月会合の答え合わせが日本株のブラックマンデーになるとは思っていなかった。7月会合に至るまでの流れを振り返ると、直前リークは明らかにいつもより遅く、会合1日目にあたる7/30が終わるタイミングまで目立った記事がなかった。23:40になってようやくNHKから確実そうなリーク記事が出された。もっともリーク記事も言い切りはせず、0.25%への追加利上げを「検討」「議論」している、また反対する審議委員の存在を示唆した。ただ「植田総裁は、基調的な物価上昇率が目標とする2%に向けて安定的に上昇すれば追加の利上げを行うとしていますが、委員の間では物価は見通しに沿って上昇しているという見方が強まっています」までは言ってあるので、三段論法で利上げ優勢と察することができた。2日目の朝2:00—―この時刻は本ブログ読者ならぴったり当てられるだろう――に日経新聞から最終的なリーク記事が出された。ここに来ても0.25%への利上げが「有力」とまでしか言い切れなかった。それでもほぼ利上げがほぼ決定的と思わせる情報があり、先日の「日銀が利上げしようとするなら決定会合での議決延期請求権の行使もあり得る」への回答のような形でわざわざ「会合に参加する財務省と内閣府も議決延期請求権は行使せず、容認する構えだ」と述べており、政府関係者のスタンスだけは妙に確定的であった。ここまで周囲にお膳立てしてもらったのに審議委員達が決めきれなかったらさすがに情けなすぎるというものである。
これまでの朝2時リークの背景もこの一文で判明したと個人的には思っている。議決延期請求権の行使の有無はもちろんだし、議案には上がったが結論はまだ分からない(しゃんしゃんの会合と異なり、根回しがどこまで済んでいるのか分からないので多数決で勝てそうかどうかまでは判断できない)のも含めて、これは明らかに政府側参加者から見た景色だ。数週間前~数日前の地均し的なリークは恐らく日銀関係者による何らかのレクチャーを受けたものと思われるが、毎回の決定会合2日目の朝2時のリークは1日目に参加した後の政府側参加者からの取材に基づいている可能性が高い。