ナスダック100指数も4日続落。4日間の下げ幅は約5%に拡大した。ハイテク大手7社「マグニフィセント・セブン」の指数は昨年12月に付けた高値からの下落率が10%に達し、調整局面入りした。26日に決算発表を控えるエヌビディアは2.8%安。
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ストラテガスのクリス・ベロン氏は「市場は依然としてインフレよりも成長を懸念しているようだ」と述べた。
トゥルイスト・アドバイザリー・サービシズのキース・ラーナー氏は、株式相場の上昇トレンドは続いており、リセッション(景気後退)リスクは比較的低いままだが、短期的なリスクリターンは一段とまちまちになっているようだと指摘。「企業業績やテクニカル指標、景気トレンドで緩やかな悪化が見られている。株式に対して中立的な姿勢を強め、現金をやや多めにすることが正当化される」と話した。
LPLファイナンシャルのジェフ・ローチ氏は、消費者は起こり得る関税による未知の影響にますます神経質になっている。近い将来の輸入物価上昇を見越して、消費需要が前倒しされる可能性があると指摘。
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