シンバイオティクス |
みなさんこんにちは。
みなさんは「シンバイオティクス」という言葉をご存じでしょうか?人間のわずか1gの大便の中には、1,000億個もの腸内細菌が存在すると言われ、そのうち生体に有益なビフィズス菌や乳酸菌はプロバイオティクスと呼ばれます。一方、消化器官内でプロバイオティクスの成長促進に働くのが、オリゴ糖に代表されるプレバイオティクスです。この両者を組み合わせた栄養法が「シンバイオティクス」です。
プレバイオティクスには、オリゴ糖・不溶性食物繊維・水溶性食物繊維があり、特に水溶性食物繊維は腸内にいる善玉菌のエサとなり、短鎖脂肪酸を産生します。
この短鎖脂肪酸の働きとして、発がん予防・肥満予防・糖尿病の改善/予防・食欲抑制・免疫機能の強化があるようです。
つまり、シンバイオティクスを利用して腸内環境を改善することは、ダイエットにとっても大きな武器となりそうです。
プロバイオティクス食材としてはヨーグルト、酒かす、ぬか漬け、味噌、納豆などの発酵食品が挙げられます。プレバイオティクス食品は海藻類などの水溶性食物繊維、きのこ・野菜・果物などの不溶性食物繊維・豆・こんにゃく・寒天などがあります。
上記の中に不足している食材があれば、それを補うようにして「シンバイオティクス」を意識してみてはいかがでしょうか。
では。