赤肉 |
みなさんこんにちは。台風の対策は万全でしょうか?
暴風や豪雨、停電・断水に備え、本日早めのうちに準備していただければと思います。
さて、今回は赤肉についてのお話です。
2012年3月13日付のAFP通信のニュースによれば、加工された赤肉を食べると若死するリスクが最大で20%高くなるという論文が掲載されました。
トランプ1箱ほどの量の赤肉(牛肉・豚肉など)をほぼ毎日食べていた人は、あまり赤肉を食べていなかった人に比べて13%死亡リスクが高く、ソーセージやベーコンなどの加工された赤肉を食べていた人の死亡リスクは20%に跳ね上がるようです。加工赤肉には飽和脂肪酸、ナトリウム、亜硝酸塩、発がん性物質などを含むことが知られているようです。
しかし、2019年10月1日付の同じくAFP通信によれば、赤肉は健康に悪くないという逆説的な記事を掲載しています。
再調査によると、赤肉の摂取を1週間に3回減らせば、がんによる死亡者数が1000人につき7人減る、との結論となり、統計的にエビデンスがないと判断されたようです。
つまり、赤肉と死亡リスクについては明確な因果関係はなさそうです。
赤肉が大好きな方は、これで思い切り食べられると思ってしまうかもしれませんが、量には気を付けないと良いダイエットはできません。いつも言っているように、食事にはバランスが大切です。
では。