美容と健康に悩む人たちと共に歩む

飲酒についてのアドバイス

みなさん、こんにちは。


明日からゴールデンウィークですね。

旅行などの予定がある方も多いと思いますが、
長期のお休み中にはついつい食べ過ぎたり、飲みすぎたりしてしまいますよね。


そこで今回は「飲酒」に関して、少しアドバイスをさせて頂こうと思います。


まず、「飲酒」という言葉を聞くと、
ダイエットには不適切と思われるかとしれませんが、
飲酒量がほどほどであれば、私はそれほど悪いものとは考えません。

また、世の中には仕事の付き合いなどでどうしても夜、
飲酒しなければいけないという方もいらっしゃいます。


手軽にできる対策としては、単純なことではありますが、
その当日の昼食のエネルギー量を減らして夜にのぞむことです。

やはり注意すべきは摂取エネルギーです。

飲酒の際に一緒に食べるものの栄養バランスにも、極力気をつけたいものです。

飲酒は炭水化物(糖質)を摂取することになりますので、
炭水化物は避け、つまみに低GI・低エネルギーのものを選ぶようにすることも大事です。

以前ブログでも取り上げた低GIの記事も参考にしてみて下さい。

また、やや空腹で飲酒する場合には、一般によく言われているように
ミルクなどで事前に胃の粘膜を保護しておいたり、
ウコンを飲んで肝機能を高めることも有効です。


楽しい飲み会、ダイエットをしている方は飲みすぎ・食べすぎで
後悔しないよう、摂取内容や前後の食事とのバランスを意識しながらのぞみましょう。



では。






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橋本病

みなさん、こんばんは。


日中は暖かくなりましたが、夕方はまだ少し冷えますね。

春にはなりましたが、引き続き寒暖の差には気をつけて
体調管理を行なっていきましょう。


さて、今回は「橋本病」についてお話ししたいと思います。

橋本病は甲状腺の病気です。

特に女性に多いとされており、俗名"かくれ橋本病"を含め
10人に1人程度の頻度で発症する体質をもっているとも言われます。



橋本病は別名「慢性甲状腺炎」と呼ばれており、
一般的に甲状腺に炎症がおきる病気です。

化膿が起きるというわけではなく、免疫の不具合により
自己抗体が甲状腺を攻撃してしまうことで、
細胞が少しずつ減って慢性的な炎症が生じ腫れてくるものです。



症状としては、甲状腺の機能低下により、
新陳代謝が悪くなる・むくみ・寒がり・動作がゆっくりになり
疲れやすい・あまり食べていないのに体重が増える…等があります。

ダイエットを目的に来院された患者様の中にも、
検査で橋本病であることが判明し、
肥満の一因として特定された方もいらっしゃいます。

橋本病は初期症状からは自覚しにくいことが多く、診断には血液検査が必要です。



橋本病の方が痩せにくいのは、基礎代謝が下がること
(体温が下がり、脈拍も減少)で消費カロリーが減ることが原因です。

甲状腺機能に異常が認められる場合はホルモン薬による治療を行います。

甲状腺機能に大きな問題が見当たらない場合、
治療を急ぐ必要はありませんが、徐々に機能が低下する可能性もありますので、
定期的に検査を受ける必要があります。

いずれにしても長期的な付き合いになるのが特徴でもありますが、
橋本病は体質のひとつとみなし、
自身の体調の変化を理解しながら生活することが大切です。



頑張ってダイエットをしても体重減少がなかなか得られない方や、
上記のような症状がある方は、近医でのホルモン検査や
抗体検査を受けてみてはいかがでしょうか。



では。





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プルーン

みなさん、こんにちは。


本日は二十四節気の「穀雨」にあたる日です。

穀物を潤す春雨が降る時期、ということですが、
その暦のとおり、関東は週末から雨になりそうです。



さて、以前「鉄欠乏症貧血」について取り上げましたが、
当クリニックの患者様の中にも、
当初から鉄欠乏症貧血をみとめられる方がいらっしゃいます。

さらに、バランスのとれた食事を意識しないと、
ダイエットをしている途中でこの貧血が増悪することがあります。



鉄分を補給することが改善策になりますが、
鉄分が多く含まれるレバーは苦手という女性は多いようです。


そこで、私はプルーンをおすすめします。

このプルーンは鉄の含有量がドライプルーン100g中に約2.5mg。

レバーに次いでヘモグロビン合成能力が高いという結果がでています。


鉄分が多い点についてはみなさんご存知のことと思いますが、
プルーンにはその他にも、以下のような効果があります。



■整腸作用
ダイエット中に便秘は大敵。プルーンに含まれる水溶性の食物繊維「ペクチン」には整腸作用があり、便秘の予防・改善にも期待できます。


■美肌効果
他の果実にビタミンAが多く含有されているので皮膚の角化や乾燥を防ぐ効果があります。


■抗酸化作用
ポリフェノール類を含んでおり、生活習慣病への効果も期待されています。



上記の栄養素はプルーンエキスにするとやや減少するため、
ドライプルーンを食べることをおすすめします。

ダイエットや美容の味方とも言える食材ですが、
食べすぎは糖質の過剰摂取になってしまいますので、
量はほどほどにしましょう。




では。





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リバウンド

みなさん、こんにちは。


すっかり春の陽気となりました。

桜の木も葉桜に変わり始め、あっという間に新緑の季節になりそうですね。


気温も上がりダイエットに取り組みやすくなってきましたが、
今回はダイエットを始める前に是非知って頂きたい、
リバウンドによるリスクについてお話ししたいと思います。



リバウンドの経験は当院の患者様にも多く見受けられますが、
ここで興味深い報告があります。

日本肥満学会誌(vol.15 No.2 2009)でDr.小橋が報告した論文の中にある、
「ダイエット経験が若人女性の自律神経活動に及ぼす影響について」
という内容です。



若年女性では体型のスリム化が進行している昨今ですが、
見た目はスリムでも相対的に体脂肪量が増加した
「正常体重肥満」が20歳代前半の女性の16%に認められており、
体重・体脂肪率ともに標準の女性と比べると、
心拍変動から求めた交感神経活動が低い、
ということが以前の報告で明らかになっています。

交感神経は、日中活発に活動し脂肪を分解、
エネルギーを消費させる働きがあります。

そのため、交感神経の活動が低い=脂肪が燃えにくい体である、と言えます。



同医師は交感神経活動減弱の要因として、
「食事制限中心のダイエット、あるいはその繰り返しが
若年女性の交感神経活動減弱の一因となっている」
との仮説をたて、20歳代女性100人を対象とし、
ダイエット経験の有無および、ダイエット開始年齢・
リバウンド回数について調査。

その結果、ダイエット経験が多く、ダイエット開始年齢が高いほど
(現在の年齢に近いほど)熱産出に関与する
交感神経活動のパワーが低下するとのことです。

つまり、ダイエットが不成功に終わる・
リバウンドしてしまう可能性が高まることになります。



このことからも、むやみに様々なダイエットを試すことは、
交感神経の活動力を低下させ、
結果的にダイエットの効果を下げてしまうことがわかります。


究極の理想は生涯一度だけ、長い期間をかけて
リバウンドの無いダイエットを行なうことですが…
巷では多種多様なダイエット方法が話題になっており、
その度に試してはリバウンドしてしまうという方が現実的には多いと思います。

しかし、このようなリスクを踏まえ、自分の体や生活に合った
リバウンドの無いダイエット方法を見つけることこそが
効率的な取り組み方です。

そして、リバウンド防止には生活の改善と
それを継続することが何より大切です。

そのためにも、体重維持のための食生活がいかに大切か
ということがわかりますね。

ダイエットを始める際にはぜひとも、以上を念頭に置いて頂ければと思います。



では。





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むくみ

みなさん、こんにちは。ここ最近は暖かく過ごしやすい日が続きますね。

新社会人の方々は入社式やお子さんをお持ちの方は入学式など、
気が引き締まる桜の季節です。

都内の桜も満開ですが、みなさまはお花見などされましたか?

職場のスタッフや友人とのお花見は会話も弾み、ついつい食べ過ぎでしまいますよね。

飲んで食べて・・・と楽しいひと時ですが、摂取量など注意しなくてはいけません!
ストレスにならない程度に食事・運動などでカバーしていきましょう。


さて、本日は女性にとって悩まれる方も多い“むくみ”について
お話したいと思います。


“むくみ”とは、余分な水分(代謝できない水分)が体内や
体表面に溜まってしまった状態を言うのですが、当院にご来院される
患者様の中にも、ダイエットを目的とする方はもちろんですが、
むくみやすい体質で悩まれる方も少なくはありません。

むくみとなる原因はいくつかありますが、多く挙げられるものとして


■塩分摂取の過多
■就寝前の水分摂取の過多
■ストレスや寝不足
■アルコールの取りすぎ
■女性の場合は生理期間との関係

などがあります。


女性の場合、生理前や生理中に食欲が旺盛になり、
便秘やむくみに繋がりやすくなりますが、これは体内に
全ての栄養を吸収しようとするホルモンバランスの崩れからくるものです。

このような場合は、医療機関では利尿剤やアルブミン製剤(蛋白質)などを使用します。



また、本日からでも簡単に取り入れられる“むくみ対策”としては

■塩分の摂りすぎに注意すること
■ダイエット中でも蛋白質をある程度摂取すること
■カフェインの摂りすぎに注意すること
■ビタミン・ミネラルなどの栄養を補給すること(サプリメントなど)
■夜更かししながらアルコールを多飲しない


人それぞれ症状は様々ですが、一時的なむくみの場合はストレッチや
マッサージなどで血流をよくすることによって改善がみられます。

更に、デトックス作用のある食材として有名なものは、
ウリ科のスイカ・冬瓜・胡瓜です。こちらは、利尿作用があり、
カロリーも低いのでオススメですね。

ただ、季節的にもなかなか手に入りにくい食材もあると思いますが、
年中常備されている食材を紹介しますと、バナナ・リンゴ・昆布などが挙げられます。

最近では、カットされているリンゴや1本包装になっているバナナなど、
コンビニで手軽に購入できるのが嬉しいですね!

これからの季節、徐々に気温も上がりますので、お風呂上りや就寝前など
今まで以上に水分を補給される機会が増えると思いますが、日々の生活の中で
代謝が上がるよう運動などを取り入れることや食事の面でも塩分量を気に掛け、
むくみ知らずになるために、内側からのケアを心掛けていきましょう。



では。











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桜満開

みなさん、こんにちは。


都内では桜が満開ですね!

週末、お花見に出かけたという方も多いのではないのでしょうか。



桜といえば、桜餅ですね。

桜餅に巻かれている桜の葉の塩漬け、みなさんは一緒に食べていますか?

それともはがして捨ててしまっていますか?



桜餅の独特の香りは、桜の葉の塩漬けに含まれている
「クマリン」という成分によるものです。

もともと生の桜の葉に含まれている成分ではありませんが、
塩漬けにされることで生成されます。



この「クマリン」という香りの成分にはリラックス効果、殺菌作用、
さらに血液をサラサラにする作用もあり、血栓予防薬としても利用されています。

他の食材では、パセリや柑橘類の皮にも含まれています。



このような理由で、桜餅を食べる際には葉も食べるのがおすすめです!

味が苦手という方も、香りを楽しむことでリラックスできますよ。



ダイエットをされている方には、甘いものの食べ過ぎは要注意ですが…

気温も上がり、体も動かしやすい季節になってきましたので、食べ過ぎた後は
桜の花を見ながらのウォーキングやジョギングもいいですね。



では。






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グリセミック指数(GI)

みなさん、こんにちは。


昨晩は大変な嵐でしたが、一転して今日は小春日和ですね。

都内では今週末にも花見が楽しめそうです。



さて、今回は「グリセミック指数(GI)」についてお話ししたいと思います。

グリセミック=血糖、つまり「血糖指数」の意味です。

グリセミック指数という言葉はあまり耳にしないかもしれませんが、
"低GI食品"という言葉を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。



「GI値」は炭水化物が消化されて糖に変化する速さを数値で表したものです。

ブドウ糖はいち早く100%が血糖に変換されるため、ブドウ糖を100とします。



食べ物を食べて血糖値が上昇すると、
すい臓はインシュリンを分泌して血糖値を下げようとします。

インシュリンには血中の糖がエネルギーとして消費されるのを促進する働きと、
消費されずに残った糖を脂肪細胞に運び、蓄えさせる働きがあります。



高GIの食品を食べると、血糖値は急激に上昇してインシュリンが大量に分泌され
、余分な糖が脂肪に蓄積されてしまいます。

逆に低GI食品は、血糖値を緩やかに上げるためインシュリンの分泌量が抑えられ、
体に脂肪を溜め込みにくくなるのです。



ダイエット中の食品について、気にされるのはまずカロリーだと思いますが、
血糖値の高い人はGI値が低い(60未満)食品を選んで食べるのがおすすめです。


主食に選ぶものに気をつけるだけでも、大きな違いがあります。



■主食のGI値(高/低)

食パン 91 / 小麦全粒粉パン 50
白米  81 / 玄米  55
パスタ 65 / 全粒粉パスタ  50
うどん 85 / そば  54 





では。






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睡眠の質について

みなさん、こんにちは。

今日から年度初め・新学期ですね!

新生活がスタートすることで、今までと生活リズムが
変わるという方も多いかと思いますが、今回は睡眠についてのお話です。



睡眠の質は美容やダイエットにも大きく影響することが分かっています。

その重要性から、当クリニックでは今年2月から睡眠療法
取り入れていますが、こういった指導を行なわない限り、
ほとんどの方は睡眠に関する正しい知識が身についていないのが現状です。



まず、睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があり、
入眠中にはこれらの睡眠が周期をつくっています。

レム睡眠=REM睡眠 “Rapid Eye Movement”の略です。
 つまり寝ていても眼球が動いていて、体は休んでいても、脳は記憶の修復に働いていて、 
 人が夢を見ているのは、この睡眠のときです。

ノンレム睡眠=Non REM睡眠
 眼球は動かず、脳も休息状態にあり深い眠りに入っている状態です。


質のいい睡眠はノンレム睡眠からレム睡眠に移行するのですが、
これが約90分周期で、一晩の眠りで何度か繰り返されます。

この最初の2周期が一番、体や脳を休息させることができると言われています。

また、理想の一日の睡眠時間は7.5時間ですが、
難しい場合はこの90分サイクルの倍数時間、眠るのが好ましいとされています。



タイミングも大切で、睡眠のゴールデンタイムとされている時間帯があります。

22時~午前2時まで、と認識している方も多いかと思いますが、
これは以前の日本人の生活リズムに合わせて設定された、いわば旧態依然としたもの。

現代の日本人にとってのゴールデンタイムは午前0時~6時とされています。

さらに睡眠の最初の3時間で成長ホルモンが大量に分泌される
といわれているため、眠り始めの3時間をしっかりとることで、
日中に受けた細胞のダメージなども修復されるので、
アンチエイジングにも効果的ですよ。



ダイエットにも睡眠は大切で、寝る前に飲食をしなければいけない方や、
どうしても飲食しないと寝れないという方は、よいダイエットはできません。

この飲食がゴールデンタイム中の成長ホルモンの分泌量を抑える働きがあるためです。


寝つきが悪く、どうしても寝れないという方は、朝起きたら必ず太陽の光を浴びると、
生体時計が25時間から24時間にリセットされます。

すると、大体15時間後に眠気が訪れます。

また、体は21:00以降に眠りの準備に入るので、
いくらダイエットをしていても夜の時間帯での激しい運動は控えた方が良いでしょう。


睡眠を誘発するホルモン「メラトニン」は
強い光を浴びると分泌が抑制されてしまうので、眠る1時間前になったら
暗い環境下でリラックスして過ごしましょう!



一部ではありますが、このように質の良い睡眠を心がけることで
体質が改善され、基礎代謝や免疫力をアップさせるなど
様々な好影響が期待されます。


新生活、毎日を生き生きと過ごすためにも、
睡眠の質を意識されてみてはいかがでしょうか。



では。






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