美容と健康に悩む人たちと共に歩む

ミトコンドリア

みなさんこんにちは。

 

「ミトコンドリア」という名前をご存知ですか?なんとなく高校の生物の授業で習った記憶があることでしょう。

その機能は細胞内の呼吸においてエネルギーを作り出すはたらき、つまり生命エネルギーの駆動装置です。特に骨格筋に存在するミトコンドリアは酸素を使って糖と脂肪をこんこんとエネルギーに換えていきます。ダイエットにとってはとても大切な装置ですよね。

糖尿病などの疾患ではこの骨格筋ミトコンドリアが少なくなり、数も減って機能が低下し、インスリン抵抗性や酸化ストレスを生じやすくなります。

そこで以前にもこのブログで取り上げた「インターバル速歩」が効果を発揮します。

(以前のブログはこちら→前編後編

この速歩で骨格筋ミトコンドリアを改善することで、ダイエットにより効率よく働くことがわかります。

花粉症の方は大変ですが、桜の花も咲きかけています。みなさんも外へ出てインターバル速歩をやってみましょう。

 

では。

 

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鯖缶

みなさんこんにちは。

 

3月8日はサバの日だったそうです。一時期のダイエットブームで鯖缶がスーパーやコンビニからなくなったことがあります。サバにはDHA、EPAが含まれており、鯖缶では骨や血合いも丸ごと食べられるので生で食べるよりカルシウムやビタミンDを多く摂取できます。

しかし、鯖缶の身だけ摂取して出汁を捨ててしまうのはもったいない話です。

鯖缶の製造工程は以下の通りです。

1.カッターで原料となる鯖の頭、尾、内臓などを取り除き、適当な大きさに切り分ける

2.鯖を缶に詰める

3.鯖缶に食塩水、醤油などの調味料を注ぐ

4.機械で缶の中を真空にしながら蓋を巻き締める

5.高温で加熱殺菌する

6.冷却された缶詰を箱詰めする

 

この作業工程を見る限り、鯖缶の出汁にDHA、EPA等のエキスが多く含まれているはずですので、料理のレシピを考える際はこの出汁もうまく使用するのが良いでしょう。

しかし現在、鯖缶は原料の減少のため、その価格は高騰しています。代用としてイワシ缶も良いと思います。

 

では。

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便秘

みなさんこんにちは。

 

ダイエットを進める上で、便秘は難敵ですよね。そこで今回は、現在使用されている下剤の使用について調べてみました。

2017年10月に国内初の「慢性便秘症治療ガイドライン」が刊行されましたが、大学病院で使用されている下剤の推移について見てみると、ガイドライン刊行前後で変化が見られたようです。

一般的に使用されている便秘薬は、緩下剤である「浸透圧性下剤」「上皮機能変容剤」「大腸刺激性下剤」「漢方薬」などがあります。

現在大学病院で使用されている下剤は

1. 浸透圧性下剤(酸化マグネシウム)34%

2. 大腸刺激性下剤(センナ、アローゼン、プルゼニド)18%

3. 1と2の併用 14%

4. 上皮機能変容薬(アミティーザ、リンゼス)13%

5. 1と漢方薬 10%

6. 漢方薬 7%

7. プロバイオティクス  4%

上記の通りとなりました。

4に関しては新しい薬で、小腸や腸粘膜上皮に作用して腸管内への水分分泌を増加させ排便を進めるものです。ここが近年割合を高めてきている傾向にあります。

私としては便秘に対してはすぐ下剤という考え方はあまりよろしいものではないと考えております。食事内容の見直しからの改善、漢方薬、そして先日も投稿したプロバイオティクスの躍進に期待したいものです。

 

では。

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