和の独り言=PART-2

(写真付きで)日記や趣味を書くならgooブログ

伊那市東南部を訪ねて

2018-09-15 | 改めてPART-2

 伊那市に住む娘が休暇を取ったので遊びに来たらと誘われた。飯田線伊那市駅近くのホテルに一泊した翌日、娘が車で国道152号線をドライブしてくれた。
 まずは市中心部の伊那大芦まほらいな伊那伊那東郵便局に立ち寄り、ナイスロードなる田園の中をほぼ直線に走る道を高遠方面へと向かう。
 国道153号線に入りトンネルを抜けると左側に高遠湖、橋を渡ると今度は右側に美和湖が現れる。美和郵便局の脇を湖岸に向かって下ると、中央構造線公園がある。
 公園内を散策すると「人の行きかう中央構造線の谷」と説く解説板がある。その先に円柱が立っていて、中央構造線・MEDIAN TECTONIC LINEとあり、湖に向かって左側(東側)が西南日本外帯・OUTER ZONE OF SOUTHWEST  JAPAN、右側が西南日本内帯・INNER ZONE・・・との説明。すべて初めて聞く(見る)門外漢である。
 公園の崖を下りた湖岸には中央構造線を証しする「露頭」が見られる。

 さらに国道を南下、やや大きな川の手前を左折して戸台川へと入る。南アルプス林道バスの発着所となる。待合室には数人の登山客風の男女がいたが、間もなく北沢峠行のバスが到着し乗り込んでいった。午後3時頃だったが、今日は山小屋泊りなのか。
 さらに4キロほど川に沿った細い道路を行くと南アルプス林道戸台大橋があり、閉鎖されていて脇の小屋には管理人がいる。
 60年ほど前、私が若かったころに伊那市駅からの路線バスにて戸台集落まで乗り、戸台河原を丹渓山荘まで歩き急な登山道を登って北沢峠を越え、長兵衛小屋に泊まった。翌日は仙水峠から甲斐駒ヶ岳に上り山梨県側に降りたことがある。ささやかな山行を思い出して懐かしむ。

 国道に戻りさらに南下、ゼロ磁場市野瀬郵便局にも立ち寄る。分杭峠のゼロ磁場に一番近い郵便局だという。
 国道152号線は一名「秋葉街道」とも呼ばれ、静岡県にある火伏の神様「秋葉神社」への参詣路として賑わった街道だという。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿