日本語文章にその単位を語、文、文章とおくと、文の単位には、これまでにない文の分類が必要となる。文は文法として抽象された説明があった。その考え方には、日本語の文に、文の単位が最上位のものとしてのとらえ方があり、それを代表する形で説明をしてきたものであるが、文章論をもって分析をしていくとかならずしもその典型ではない文が日本語の文法としてある。それには、まず文の単位を実際にとらえることであるが、すでに文章を分析してきて、主格主語に着目をした文がその要素に上げれる。日本語の文型は文末とする文の終止に位置する品詞を見るのが一般である。それはまた日本語教育文法の便宜を以て言えば、名詞文、形容詞文、動詞文となるし、それよりも主語対応で見るみかたもあって、ひととおりではない。それで、主語主格の分析は続く文単位にある要素としてはどうかと見ると、これはまた、次のようになる。 . . . 本文を読む
消費税が上がった。その初買い物は中日春秋の書き写しノートだった。新聞販売店の主人も初売りだと言った。消費税は社会保障の安定財源だという。社会保障にかかる費用が毎年1兆円規模で膨らんでいる。低所得者には税負担が重くなる、逆進性ということが問題となる。消費税増税は、1997年4月1日に税率が3%から5%に上がって以来、17年ぶりになる。2012年8月10日に、社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な
改革を行うための消費税等の一部を改正する等の法律案、が可決、消費税が増税となる。
その時期はいつか、2014年(平成26年)4月に8% (第1段階)消費税6.3%/地方消費税1.7%
2015年(平成27年)10月に10% (第2段階)消費税7.8%/地方消費税2.2% . . . 本文を読む
会計年度、営業年度、事業年度、学年暦、4月始まりである。会計年度fiscal yearは予算年度、国家の予算、決算の収支の時間的計算単位をさす。
英語では fiscal year、アメリカ式、または financial year、イギリス式で、決算期は year end と称される。
省略形は FY で、2000年度なら FY2000 で、表記に関して注意を要するのは、 FY と 2000 の間にスペースを入れない。学年制は学校教育施行規則第44条にある。小学校の学年は、4月1日に始まり、翌年3月31日に終わる、とされ、これは学校種別を問わず原則として共通になる。
年度とは、一般的には、4月1日~翌年3月31日までの1年間のこと。
これに対して、1月1日~12月31日までの1年間のことは暦年(年)という。 . . . 本文を読む
エイプリルフールである。バカを、莫迦としてみたが、馬鹿の方がインパクトがある。莫迦は仏教由来とし、馬鹿は故事からとする。
馬を鹿と言わなければならないとするのはいかにも皇帝にまつわるような話である。
サンスクリット語由来となると、音訳しての漢字の語は莫訶、莫迦、婆伽であったりする。
それにしても日本語でバカと付くのは無知だけを意味しているわけではない。
エイプリルフールのフールにある意味内容に適さないかもしれない日本語訳である。
莫迦、馬稼、破家、跛家等と表記、馬鹿を含めいずれも借字であるとする解説のように、さまざまである。 . . . 本文を読む
現代日本語「誤」百科 961 無茶で破天荒な行動 を例題にしている。破天荒を、豪快、乱暴の意味で使うと指摘しているコラムである。国語に関する世論調査の結果を踏まえれば、3人に2人が、この語句の用法を、豪快で大胆なようすと答える。そこで、本来の意味で、誰もが成し遂げなかったことをするという故事に基づく意味内容を説明して、そのように使うべきだとする。破天荒の試み については、辞書義、その用例のままである。いま例題だけで、この語の使い方を説明するなら、破天荒の行動 そのものの用法が間違っているわけではない。コラムはその説明を解説するわけだから、例題にしているに過ぎないというものの、やはり、この「誤」百科の解説は日本語についての誤解を広めていると言ってよいだろうか。例題は必ずしも間違いとは言えないにもかかわらず、あたかもまちがえているかのごとく、問題にするような解説は、例題の表現を誤解させる説明になっている。 . . . 本文を読む
家計に春の逆風 消費税8%スタート 20140401中日新聞トップ記事、見出しである。
リードには、
> 消費税率が一日、5%から8%に上がった。増税は十七年ぶり。消費税に加え、新年度のスタートともなったこの日は、社会保障制度の見直しにより医療費などの負担増が相次ぐ。政府は消費税増税分を「全額社会保障に充てる」と理解を求めるが、家計には例年以上に厳しい春となる。と、ある。
その下の記事の見出しは、静岡地検が即時抗告 袴田さん再審決定に不服 とある。
記事には、一九六六年に起きた袴田事件の第二次再審請求で、静岡地検は三十一日、死刑判決が確定していた袴田巌さん(78)の再審開始を認めた静岡地裁(村山浩昭裁判長)の決定を不服として東京高裁に即時抗告した。再審をめぐる審理は東京高裁に移る、とある。
トップ記事左の見出しは、日本に南極海捕鯨中止命令 国際司法裁 とある。
記事には、日本による南極海での調査捕鯨は国際捕鯨取締条約に違反するとして反捕鯨国のオーストラリアが中止を求めた訴訟で、オランダ・ハーグの国際司法裁判所は三十一日、日本の現在の調査捕鯨は条約に違反すると認定、今後実施しないよう命じる判決を言い渡した、とある。 . . . 本文を読む