日本語文章の解析である。冒頭の文段に主語がない。2文ともに、主格主語を、用いない。わたし を、視点にし、たとえばなし を、引用する。話題の設定は、>「多数決が入ってきちゃいけないところに、『立入(たちいり)禁止』の看板をかけておく」という一文、にある。それを承けて、話題には主題主語が用いられて、引用句の内容を明らかにする。主語を拾ってゆくと、>民主主義は >基本的人権は >侵すことは というふうにあらわれて、文章の主語がわかる。それはまた、次の主語に受け継がれて、 >日本の政治の現状は >安倍政権は >会の参加者は >政治状況は と続くうち、民主主義には という文章の主語がある。文章は民主主義についての政治状況を述べて、改憲と壊憲とを、語呂合わせをしている。こどもの勉強会の話題にはふさわしからぬ話の内容は、この文章をして、その話題の主張に首をかしげる。 . . . 本文を読む
STAP論文の報道で、いくつか、報道がなされて、その限りではマスコミの取り上げ方は関心がほかへ移りつつある。その経緯で明らかになったことがらは何であり、明らかにしなかったのは、何であったか、その焦点は、論文の撤回ということ、そしてまた、理研による実験の検証ということ、このふたつに充てられる。当該著作者の反論も出て、それは多く弁護士による代理的なもの、世に言う偽装の疑いをかけられた、工作があったとすることがらへの対策の回答であったため、いまだ核心に至らず、かえって真相はやぶにふたたび、おおわれてしまったかのような状況ではあるが、共著者の会見もあったりして、残された問題が何であろうかと考える。ブログなどで話題を得ているのは、理研の利権についての指摘だ。それは実験を成功させれば巨大な利益を得るであろう理研の再実験ということになるというがった見方のものだ。実験ノートが2冊か、5冊かというところから想像して、それを議論するような背景には、実験のプロセスを重んじたものか、そのノウハウを漏洩させないようにするものであるのか、会見でのハーバードにあるという答えは微妙なことであった。 . . . 本文を読む
映画、孔子、が始まった。BS放送である。中国歴史ドラマのふれこみである。北京響巣国際伝媒股份有限公司による。これまでにも、ドラマ孔子は、BS日テレ中国ドラマ、恕の人、として放送があった。孔子伝として、それは話題をいくつか提供したようであるが、孔子の生涯ドラマとして、こちらはどうだろう。これから全38話で放送されるようだ。孔子のイメージをどのように持つかは、その流浪のゆえにさまざまである。WOWOWは放送開始記念にあわせて、始皇帝暗殺、と、孔子の教え、と、を放送した。孔子の教えは、2009年の製作ではあるが、孔子のイメージを映画化した初めてのものであったようなので、それなりの見やすさをもった作品だろう。東洋で受け取るイメージとのギャップを感じるところもある。それにつけ、中国ドラマが製作されるとブッキッシュな読み取りと、当時、当地とで解釈される表現には、違いが大きかったり、こういう心象風景があるのか、などと、より真実に迫るものとして興味がある。 . . . 本文を読む
脱デジタルで社員成長 スマホ不使用手当月5000円・パソコン撤去 中日新聞トップ記事、見出しである。20140420
リードには、 ビジネスの現場で、スマートフォンを使わない社員に手当を出したり、営業マンの机からパソコンをなくすなど、デジタル機器との付き合い方を見直す動きが出てきた、とある。
トップ記事左には、航海士「事故海域で初操船」 韓国船沈没 船内から3遺体収容 とある。4/20
記事には、韓国・珍島沖のフェリー沈没事故で、韓国検察当局と海洋警察の合同捜査本部は十九日、事故時に運航業務を任されていた女性三等航海士(25)=業務上過失致死容疑などで逮捕=が「事故海域で初めて操舵(そうだ)を指揮した」と供述していることを明らかにした、とある。
中段記事に、解釈改憲議論、連休明けから 官房長官が意向 とある。 4/20 記事には、菅義偉(すがよしひで)官房長官は十九日、横浜市内の会合であいさつし、憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認について「連休後、大きな問題になってくる」と述べ、与党内調整を五月から本格化させる考えを示した、とある。 . . . 本文を読む