漢字では、蒟蒻問答となるから、落語のネタである。辞書にも、ことばの意味内容を頓珍漢な問答とする。そのこんにゃくが、蒟蒻問答ならぬ、コンニャクが札束の隠語のように使われているという、頓珍漢な話になった。元大臣が陳情に来た夫婦の差し出す封筒を見て、札束かコンニャクか知らんと、そのやり取りの様子を記者会見で披露して、マスメディアが飛びついた事件があった。そしてまことしやかに、隠語めいた取沙汰に、ご本人はその厚さを表現しただけだと言い、持ち込んだ夫婦の弁護士は商品券であったと明かす。その真相はまたコンニャクモンドウのゆえんであるから、わからない。過去には様々な言葉がお金の意味で使われ、話題になった。これまで賄賂の隠語は袖の下をはじめ、菓子箱に現金入り封筒などで、山吹色のお菓子とか言うことがったようだ。政界ではやったピーナッツは1976年のロッキード事件、ピーナツ100個の領収書、1個で100万円のことだったとか、ウイスキーのニッカ、サントリー、オールドパー」というのもあったそうだ。
>「ざぶん」「どぼん」が使われていた。1万円程度の軽い接待は「ざぶん」で、5万円前後の改まった席での接待は「どぼん」という。
昔からよく使うのは「本」という単位だとか。「一本」「二本」のように言う。
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おちょこちょいとは、慌て者を意味する。1910年、諺語大辞典に、東京語として記載があるという。東京語では、軽薄つまり軽佻、浮薄の意味をも込めていたらしい。おっちょこちょい、すっとこどっこい、てやんでい と、その下町ことばの風景があって、>明治東京風俗語事典 | 検索用全文 - 探検コム
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舟から岸へ渡す板も、畳のしいてある寄席で客席の歩く所の板も、歌舞伎で両花道を使う場合の仮花道も(東の歩み)、本花道と仮花道を客席後方でつなぐ板をもいう。 あらあら ...... 〔すっとこ冠り〕手拭をひろげたままスッポリ頭を包み、顔面は出し、顎(あご)でその手拭を結ぶ滑稽な冠り方。 ...... どっこいお張りよ」と声をかけるゆえで、この商売をする人を、どっこい屋。 ...... 〔左曲り〕人間がとび上がり(オッチョコチョイ)で変っていること。 . . . 本文を読む