現代日本語百科   けふも  お元気ですか

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内なるものを

2017-09-14 | 思い遥かに
国際社会はグローバル社会となった。どちらも、ものはいいようで、インターナショナルが地球規模社会という、インターというかかわりが一つ地域としてのつながりとなる。国と国とのボーダーがラインとなる国境を地続きで持つ国の国際は、絶えず持つ課題にがあるに対して、日本はその国際化を叫ぶ時期が現れてきた。それを証拠づけるものには、自治体による国際交流協会を時間軸で見るとわかる。地域で国際交流をする、その必要性が生まれてきて、それは外国からの友人、知人が、また観光客が訪問をしてきたときに、個々で人の交流を超えたところで、文化にかかわる受け入れ方にお対応するためである。そこにそぐわないが、異文化コミュニケ―ションのことをテーマにして、さらにすすめて、文化の共生を唱えて活動をする時代が始まっていた。外からの国際化が内なる国際への歩みと代わって、それを担う団体が公的な機関によってつくられるという状況である。そこに機能するひとも場も、そしてそのものが地域ごとにない、なにをかというと、言ってみれば案内をしてくれる、よそ者をおいてくれるところがないのであるから、そういう国の風土である。それが国際、グローバルとなって意識を変えてきたのには、アメリカ文化という、一口では言い表せない、その影響である。 . . . 本文を読む

オーガニック

2017-09-14 | 日本語百科
有機体のこととあって、はて、それがどうかな。有機肥料は何か。オーガニック食品というと、農薬、抗生物質、成長ホルモン、合成添加物、保存料を使用していない、それも3年以上にわたってのこと、栽培または加工されたものであるが、さて、有機肥料とは、動物性、植物性の肥料で、 堆肥、鶏ふん、牛ふん、骨粉、油かすなどとなって、これを肥料とするとは、また肥料というには、少し飛躍して、例えば、野菜を育てるために必要な肥料は、チッソ、リンサン、カリウムなどがあって、葉や茎が生育するために必要な肥にチッソ、花や実をつけるために必要な肥料にリンサン、根が大きくなるために必要な肥料にカリというのがあって、それとこれとがどう結びつくのか。そこでまた、有機野菜とは、無農薬で有機肥料を使って育てられた野菜となるので、化学肥料、合成肥料との違いがあるらしい。 . . . 本文を読む

独立、自立

2017-09-14 | 日本・日本人
独立か自立か、独立はひとりいること、自立はひとりになること、あるいは、ひとりでいること、としていくと、独立はひとりであることともなる。独立を自立と合わせて考えると、日本は独立も自立もしていない。独立する国家は、従属している国家ではないから、日本がいつ独立をしたか、近くは1952年に独立をしたという経緯があって、それをよくとらえなければならない。日本は独立することなく、自立してきた。自立国家であるが、その自立には、自律の意味内容になる。日本が国家を宣言することはなかった、さきの占領軍の支配を逃れることで独立国となったということはあるが、それは連合国による支配が米国の支配に替わったという現実がある。その状況を、わたしたちは、自覚できない。しかし、そこにあるのは自立の国家として歩みを続けていることである。近代の国家としての成立は、その自立を遂げたもので、さかのぼれば、冊封を受けなかったことによる自立があった。それはまた、そうではあっても、朝貢はなくとも絶えずその脅威にひとたびあうことおいては、自律を遂げていく歴史であったから、大和であり日本であり、いずれも、それは、やまと であったのである。 . . . 本文を読む

まつりごと

2017-09-14 | 木瓜日記
祭りごとに、まつるとは、神をまつってきた。祀りである。あわせて、祭祀という。祭とだけ、語構成をみると、神だけではない。祭りだ、祭りだ、とだけ見れば、神輿を繰り出しての掛け声、わっしょいわっしょいとなる。祀るに、奉るに、祭るに、くわえて、政りになる。さて、政治となれば、まつりで治めることであるから、何を祭るかとなる。民主主義、自由主義経済、そしてグローバルの一員であることである。立憲君主制をとって、王を祭って祭政一致として近代に王政復古をおこなったと、いまの歴史は説くが、その後の70余年を経て、90年後に、王は象徴となったから、いまのお祭りは王室にある。天皇家が行う遥拝には儀礼としての実質がある。 . . . 本文を読む