先進的に行う、という、その先進は積極果敢である。先進が目に見えて先鋭であればわたしたちの社会、政治に大きく異なったことが起こるであろうが、そうもいかないところに先進の意味あいが現れる。先鋭芸術など用いれば、それは想像を超えることになる。先進はまた先端のことでもあった。そのそれそれが語によって用いられて、程よく日本語となる。先端技術というのもどの部分の技術改良かと思わせてしまう。この先進に現れるのは実は進取のことである。進取の気象といって、そのアイデアを貴び奨励もしてきた。言葉を変えれば、新しいものにつねに気を向けることであるかと思われるが、言うほどにやさしくはないし、集団の平均にあって進取の気象を発揮するのは能力、実力だけのことではない。わたしたちの先進には改良改善、創意工夫、着想斬新、そして学習の上で実行されるものであるから、そこには、何ものにも代えがたい人心に宿命があるようである。 . . . 本文を読む
>文化庁「炎上参加は少数、20代が中心」初めて浮き彫りに
文化庁が21日に発表した2016年度「国語に関する世論調査」では、20代の1割が、インターネット上の個人コメント欄に批判が殺到し「炎上」しているのを見て、自分もコメントを書き込んだり、他のサイトに再投稿する「拡散」をしたり「すると思う」と答えたことも分かった。全世代平均の約4倍と他年代に比べて突出して高く、一部の20代が炎上をあおっていることがうかがえる。 . . . 本文を読む