現代日本語百科   けふも  お元気ですか

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蔵書整理

2017-09-24 | 木瓜日記
土曜日の秋分の日、そして日曜日と連休をもって、久しぶりの晴れに恵まれて、蔵書整理をした。まだまだ、さきが見えない。この4月来、やっと決めごとをして、本を処分するとなる。倉庫で積み上げた、箱詰めのものを動かす。さがしものをする。本のせなか、その背表紙が見えなくなると死蔵となるから、箱に入れたりするともってのほか、段ボールの表にインデックスよろしく覚えが書いてある、それも叢書かシリーズのものだと役立つが、そうでないと、ふたを開けることになる。閉めて張り付けたガムテープを外すが、中身を見ての積み直しはかなりの重労働である。本を知る者には横積みでも構わないのだけれど、よく知るには縦置きが一番で本棚の便利さである。いまその空間を持ちえないので、広げておける書斎とかあればよいというのはたやすいが、その思いをずっとし続けてきた。小説家の書庫、恩師の書庫、図書館の書庫、そして蔵書がたどる運命は、ここかしこ、記念の蔵書コーナーというのを見れば迫りくるものがある。古書屋の倉庫をのぞくとその思いも吹っ飛んでしまうような顛末となる。熱中症になるかというほど、それはならないように、汗だくになり、本のほこりを吸い、肩を痛めるほどに作業をして、労働が今日は終わった。いつまで続くか。 . . . 本文を読む

あいまい

2017-09-24 | 日本・日本人
曖昧であるとして、それを場面に考える。対人場面となる。そうするとそのコミュニケーションにあいまいさが現れるというのは、断定の答えを避けるということである。それはそれでよいのでないか。曖昧であるという表現が日本語で、曰く言い難し、言いにくいところを言わない、というのだから、それが場面に応じて現れた場合に積極的な、説得的な物言いではなくして、含みを持つ応えかたなのだから、それを評価することがあってよい。曖昧が、いい加減だとか、優柔不断であるとか、どちらかわからないなどとなるのは、そこにある状況が生まれているからである。対応に出た役所の役人であるとしてみれば、マニュアル通り、規則にしたがえば、それは市民生活に対応する適切な方法がとられている。ただ、集団と個の発想の違いがあるので、そのやり取りでは、検討します、考えておきます、などと、婉曲に時間を言われれば、受け止め方と交渉を考えていくことになって、曖昧であることは問題点を明らかにすることでチャンスを作る日本人である。ちなみに、ツイッターというのは、ストレートである物言いがもてはやされるが、あれは、ストレートでも何でもない、表現法に修辞の一つで、つぶやく自分に気づけば、小言による、言葉のなじり合戦の極みとなるから、曖昧な方がよっぽどいいことである。 . . . 本文を読む