日本語の句を文法単位にすると 2024-10-04 | 文章文法論 1004 句は日本語単位の言葉のまとまりである。どのようなまとまりをもつか、日本語資料を古代の歌集に求めれば、そこには多くの形態を認めることができる。万葉集に見る言語意識はそのあらわれとなる。そして長く日本語読みが続けられて分析されるものである。以降には、民間伝承、勅撰歌集の編纂、個人によるもの、さまざまそのことばのとらえ方には共通する句切れがある。さらに時代が下がれば短詩形(型)にジャンルを生み出す文学資料は日本語の事実を見る。 . . . 本文を読む