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カタカナ表記の外来語

2014-05-13 | 日本語あれこれ百科
66 どういう性質の語がカタカナの外来語になりやすいか

カタカナの外来語は漢語と和語と対比して借用語とする。
漢語も本来語ではない。

和語を在来とし本来とするからであるが、漢語をそのまま在来語の意識に捉える日本語であるから、固有語としての和語に加えた漢語である。
日本語の成立の経緯に漢語が既に表記とともにあるわけである。

そこで固有語の漢字仮名表記に加わったのがカタカナの外来語であるが、これも借用する時期においてすぐさまカタカナを用いていたわけでもない。
つまり借用の語に漢字を表記しようとしたりしているので、カタカナが用いられていたその歴史的な状況は、西欧から渡来した語に発音表記においてカタカナを宛てようとするのは、漢字をカタカナで書くようなものであるから、スペリングを用いた英文字を意識してカタカナにする。

そうなるのは、時代とともにその趨勢にあるので、くだって、明治期以降の表記として見られるようになる。

翻って、どういう性質の語がカタカナになるか、という疑問はとらえがたい。
語性として言えば、名詞、形容詞の類である。

動詞はカタカナにするにしても漢語を用いた、する動詞のようにあらわす。
ネグる、サボる、サポートする、といった表記法になる。


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